・良くも悪くもまったりとした企業。良い面で言えば、①社長と直に話を聞けること。②社員同士が教え合ったり、協力して目標を達成しようとするところ。悪い面はお役所的で変化を好まず、依然として古いやり方や改善をよしとしない。また経費削減もあって、給与・福利厚生に関してはどんどん改悪されており、社内のモチベーションは低い。

・経費削減が強まっており、ノー残業日、休暇取得の徹底がなされている。ほどほどに仕事してほどほどの給与をもらいたい人には良いかもしれない。・出産、育児の点でも上記の理由から取得が促されている。出産後に職場復帰し、時短で働いている方も大勢いる。男性職員の育休は推奨されているが、まだまだ現実的ではない。

・給与・賞与は徐々に下がっている。・昇進昇級・キャリアパスは依然として年功序列で、多少コミュニケーション力が無くてもコツコツまじめにした人が出世している印象。転勤についても希望はあまり考慮されず運次第のところが大きい。・評価制度はコロコロ変わって、給与削減もあってか社員にはわかりにくい制度になりつつある。

基本的には優しい人が多く、お互いに教え合う文化はある。忙しそうにしてても、質問をすれば丁寧に教えてくれる。たまに変な人がいるが数年で転勤することを考えるとなんとか我慢できる。

コロナなど非常時には必要とされるが、それらが過ぎると不要論や地銀などから民業圧迫と言われ肩身が狭い。また顧客も低金利なので利用するがそれ以外の利便性が無いため、営業していてモチベーションの維持がキツかった。それでも組織の規模を維持するために資金が不要なが不要な会社に無理矢理融資をするのは顧客も長い目で見て顧客が離れる要因になっていると感じた。

社宅は比較的安く借りられるが、勤務地から無駄に離れているケースが多く、正直デメリットの方が大きいと感じる。また月数回だが土日に住人で掃除しなければならず、なんて非効率かつ無駄だと思う（管理費等から徴収して外部に委託すれば良い）。掃除にでなければ出ないで肩身が狭くなる。

政府系ということもあり、ノルマはないと謳ってはいるが、実態としては目標等と言い換えて、最終的には達成が厳しく求められる。顧客本位というよりも、如何に組織を継続させるための各政策に基づいた予算を達成させることに必死になっており、顧客本位の提案をしているとは思えなかった。また中小企業専門の融資を行っているため、専門性が高いと思っていたが、実態としては、”融資しか分からない”にも関わらず、政府系・中小専門というだけで上から目線の経営指導を行っている。

単純な仕事の連続で、一定期間経験するとその後はスキルの向上が見込まれない。また役所や役員の思いつきでころころ方針が変わり、その度に無駄な会議や作業が異常に多い。またお客は二の次で社内の都合をお客に無理にのませることが多々あり、会社の存在意義を疑うようになった。