新卒入社の社員は異動が必ずありますが、何を基準に異動先を決められているのか全くわかりません。長期的なキャリアプランが立てにくい。現場では実力を持っている人よりも、上司にゴマをすれる人が評価されやすい。(たくさんの部署があるので雰囲気はそれぞれ違うでしょうが・・)残業代が出るので、給与はいい方だと思います。

配属先での新人研修はがっつりやります。業務のためのスキルはしっかり身につけられます。新卒社員は入社時と入社後に定期的に本社研修がありますが、正直茶番のような感じです。(うわっつらだけで何も身に付かないような研修)あまり他社・他業界で役立つスキルは身に付きません。基本的なビジネススキルというか、時間管理やマルチタスク管理ができている人がリーダーでも少ない印象。

所属する部署・チームによって、ワークライフバランスについてはかなり違うと思います。私が所属していた部署では、以前は残業をたくさんしたほうが偉いという風潮でした。仕事が終わっても帰るのが気まずく、残業しても他の人より早く帰るとのちのち苦言を言われることもありました。現在は管理職が変わり、残業削減の動きが活発化しており、かなり働きやすいです。全社的に環境がそろっている訳ではないと思います。

社内に社会人としてお手本にしたいと思う人が全くいなかった。みんな惰性で仕事をしている感じ。学歴で異動先を決められるので、MARCHレベルだとずっと現場配属。本人の実力などは関係なし。自分より明らかに勤務態度が悪く、仕事のできない人が本社に異動するので、周囲の同期はみんなモチベーション下がっていました。お給料は安定しているので、与えられたことをただやりたいだけの人には良い職場かもしれません。

コールセンターでは女性の管理職も少なくなく、男性と比べて不当な扱いを受けるなどといったことは全くありませんでした。従業員も女性が多めで、わいわいしていました。女性の働き方について考える集まりなども行われていました。結婚して産休をとってから復帰される方も多かったです。ただ残業が多く、体力的な面では女性に厳しいところもあったかもしれません。

説明会では、コールセンターや営業など現場から本社勤務になる例を多く紹介されたが、実際は高学歴の人だけが本社勤務になり、それ以外はずっと現場。面接官が良い意味で親しみやすかったが、悪い意味でとても適当な人に感じた。入社してみると「しっかりした社会人」といったような人はほとんどおらず、みんな適当でとても驚いた。

毎日同じことの繰り返しでモチベーションは全くあがらなかった。同期の営業職の人たちも、みんな何かをあきらめて惰性で仕事をしているように見えた。全体的に、サボりながら仕事を進めることを考えている人が多かった。新卒社員でも営業はずっと飛び込み営業、コールセンター配属はずっと電話応対の人が多い。ただリーダーやマネージャーなど上司はよく話を聞いてくれる。

リーダークラスは個人差があるが、マネージャークラスの管理職は部下を信頼して自由にやらせつつうまく舵取りをできる人が多かったように思う。派遣からマネージャーや本社勤務に昇進した人も少なくなく、そのような方々は特に社員の気持ちを考えていてくれたように感じた。部署によるとは思うが、昇進したい・スキルアップしたいという意欲をアピールすれば好意的に見てもらえ、実際に昇進もできる場合が多い。それ故にリーダーには実力が無い人もいた。

他社と比べて新しいサービスへの動きだしは遅いように感じた。サービス開始を急ぐあまり、使いにくい部分がある等、不完全な状態で開始されるサービスもあった。お客様の対応をする部署は新サービスが始まるたびに色々な問い合わせが殺到し大変だったようです。テレビ・固定電話はもう売るにあたってのびて行くのは難しいと思う。

志望動機、自己PRなど一般的な質問ばかりでした新卒入社。面接は2回くらい。私は2回とも、本社の人事部の人が面接官でした。現場のマネージャークラスが面接官をやることもあるそうです。難しいことはなにも聞かれず、とにかく元気であれば受かる印象。今は採用人数がぐんと減っているそうなので厳しくなっているかもしれませんが。