年収のうち賞与が占める割合が大きいです。また、所属によって個人の評価方法が異なる場合があり、全く同じパフォーマンスを出している部署・人でも所属によって賞与額が違うケースがあり、かなり不公平感があります。また、日本の企業ではありがちですが、若いうちから給与に差をつけるということをしておらず、こちらも不公平感があります。

化学事業部では基本的に顧客が求めるものを開発するか、環境対応のために既存製品の開発について代替手法を探すかが多かったと記憶しています。仕方がないことではありますが、なかなかやりがいを見出しにくい仕事だと思います。

日本の企業ではありがちですが、新卒入社の面接で伝えた志望理由と全く関係のない業務に従事することになったためです。さらに、部署の異動が基本的にないことが判り、退職を検討し始めました。また、退職を伝えた際に上長から就業規則にも民法にも定められていない事を要求されました（却下しました）。良くも悪くも中小企業がそのまま大きくなったような雰囲気であり、時勢に遅れている人もいます。

2回面接を受けました。両方ともパーソナリティに関する質問が多く、記憶に残る質問は特にありません。逆質問の時間が長かったと記憶しています。

化学事業部については、科学のリテラシーが高い人がさほど多くなく、技術開発力が十分でないことは改善すべきであると感じました。何が起きているか分からないが、調査はさておき、とりあえず進むといったことがよく起こっていました。

福利厚生にはあまり期待できません。住宅補助も条件によって6000円～12000円程度だったと記憶しています。単身の世帯主だと6000円なので、気持ちとしては０円と同じです。さらに、現金で受け取ることはできず、持ち株などに加算する形式をとられています。

有給の消化率が100%になるように推進されています。定時退社日が設定されており、形骸化しているわけではなく実際にみなさん定時で帰宅されます。

全ての部署において充実しているというわけではなく、恩恵にあずかれるかどうかは運次第という側面もあります。

どの企業でも同様かもしれませんが、管理職は熱量が高い方が多かったです。

部署によっては科学をそこまで重要視していない場合がありました。大学との共同研究の拠点をとりあえず作り、こちらの要望を伝えて実験だけしていただき、結果の分析と考察がないがしろにされているような状態でした。