リフォーム業界については新規参入業者も多い中、当社はミサワホームにお住いのオーナー様を中心に営業を行っているため、信頼関係も出来上がっており、営業はしやすい環境といえる。このような理由に鑑みて、業界の中では安定性の高い企業といえるかもしれない。ただし、新築戸建の市場が縮小してきていることを考えると、現在のままの営業手法だけでは厳しい状況が生じることも考えられる。

営業職のため、ワークライフバランスは取りづらい。基本日曜日・月曜日が休日だが、日曜日はお客様もお時間をつくりやすい為、出社することが多い。与えられているノルマが出来ている時は余裕があるが、達成の厳しい状況下ではバランスは取れない。みんな、休日を返上して、達成させている方が多いように感じる。ノルマに余裕のある方は新築の営業マンとの結び付きが強い方(今まで販売させていただいたお客様からのリフォームのご相談などを紹介して頂ける)や長く居る管理職のかたのリフォームリピートなどを紹介していただける社内営業の特に上手な女性などが実績をあげて余裕を持って仕事をしている。

中途での入社のため、一概に回答できないが、基本給は極めて低く、インセンティブに依る処が大きい。このため、オーナー様に対して不要なメンテナンスのご提案や不安につながる点検結果を報告する方も多い。管理職といっても名ばかりで、課・部の実績により大きく前後があり、安定していない印象を感じる。評価制度についても不明確な点が多く、きちんとしたヒヤリング等はなかった。

実績を上げるためにどのようなプロセスと考え方が必要か非常に和やかな雰囲気の中での面接でした。面接は2回あり、1回目は3人(支店長・営業部長2人)との面接、2回目の面接は人事部長との面接でした。どちらも基本的な事項についての質問が多く、人間として魅力を感じる方々で、入社への魅力と感じた。

管理職といっても一般社員と裁量はさして変わらず、給与についても業績(インセンテブ)によるところが大きいため、先を見越した時に安定がほしいと感じるため。また、人間関係においてもミサワホーム(新築)から在籍していた社員と中途で入社してきた社員のあいだの壁があり、中途のひとにとっては非常にコミュニケーションの取りづらい環境。中途で入社してきた方の8割が1年以内に退職している。

建築業界でアドバンテージとなるような資格に繋がる研修は特にありませんでした。特に営業に配属となった場合、日々の営業活動に追われてしまい、個人で勉強をする時間の確保は難しいと思われます。しかし、業務上、資格が必要となる状況も少ないため、困ることはありませんでした。企業として資格取得については推奨しているものの、特別に補助や制度があるわけではありません。

【社長】竹中社長社長は雲のはるか上の存在で、話す機会はもちろん、見ることも入社以来1度しか無かった為、人柄・考え・魅力などは全くわかりません。企業のトップの責任や重圧、仕事内容などは一切わかりませんが、トップとしてお客様ときちんと向き合っているという姿勢を社員に示す必要があると感じる。経営理念などは明文化されてはいるものの、形骸化しており、羊頭狗肉な状態だと感じる。年齢・実績はもちろんだが、人間として芯のある方を管理職として評価すべきではと感じる。

管理職とは言っても課長職までは一般社員とさして変わらない。部長職となると社内での影響力も大きくなる。休日などにBBQなどを企画したりしており、表面上は仲がよい。が、取り巻きの人のご機嫌取りの場となっており、貴重な休日に参加するのを面倒に感じている方も多い。本当に部下を成長させることのできる管理職は多くないように感じた。

休暇制度や労働時間については個人でスケジュールを調整できるため、比較的取りやすいように思う。実際、定時で帰宅する主婦の方もいました。調整の下手な人は24時過ぎまで事務所で仕事をしている人もいるため、個人次第だと思う。月の受注目標があるため、月末は比較的休みづらい側面がある。住宅補助・食事補助・育児支援等の福利厚生は特にありませんでした。

入社時はハウスメーカーのグループ企業のため、将来に向けて安定した受注と自身のキャリアの深耕が図れるのではと期待していたが、必要のない点検を繰り返し、個人目標の達成のために無理な受注をしているため、顧客ばなれが進んでおり、受注は安定しない。また、工事内容が外壁塗装を中心にしたメンテナンスリフォームばかりで、単調なため、なんのキャリアアップにもならない。

女性のキャリアパスについては特に何もない。主婦で仕事をしている方もいるが、主婦だからといった特別な制度があるわけではなく、通常の男性社員と変わらない。管理職としても、課の目標達成が自身の評価につながるため、気は使うが、特別に優遇していることはない。会社としては女性の管理職登用を目指しているが、出産・育児をするうえでの環境は今後課題といえる。