地方は客単価が低いので歩合がつかない月が多々ある。それは地方も都会も歩合ボーダーが同じだから。不公平な基準である。地方社員の年収は大半が300万円台と低い。歩合がつかなければ賞与も3万円。歩合連動賞与システムになっている。業務社員の年収のが高い場合もあるので、業務社員の年収より低いとやる気がなくなる。

残業や休日出勤などがあるが対応できるかまず第一に明るい印象を必要としている。暗い感じの人間は接客業に向いていないからだ。次にいかに面接担当と会話ができるかだと思う。やはり会話力は必要。最後にメンタルチェック的なペーパーテストをするが、素直に無難に回答すれば大丈夫だろう。

ます新人は担当エリアの物件を覚える事から始める。様々な物件があり、施工&管理会社により特色があるので、それなりに覚える楽しみはある。営業というより案内兼接客担当者なので、売るという感覚ではない。あくまで案内する、質問に答えるが基本で、こちらから部屋を提案することも多々あるが、特段話術は必要ではない。要は客の希望にどれくらいマッチしているかが分かればいいだけ。

【社長】田村穂改革をしようとしているが、たいした内容ではなく自己満足で終わるだろう。ブランド構築も中途半端、構造改革も中途半端。結局自分がしたいようにすることが目的の、一番会社を混乱させるダメな経営者のタイプ。もともと投資用マンションの電話販売員程度なので、経営者としての資質は一から皆無。人望もなく破滅する。

定期的にエリア研修がある。内容は実務に必要な知識を確認学習するだけ。入社時は本社研修がある。内容はマナー研修がメイン。マナー講師はマナー研修会社の人材が派遣され、基本的なマナーについて実践しながら学習する。役員や各担当セクションの講義もある。こちらはテキストに沿って学習する。飲み会もある。

ハウスコム自体歴史の浅い企業である。賃貸仲介は次々に新興企業が誕生しているので安泰ではない。賃貸仲介は売買のようにレベルの高い人材を必要としていないので、人材は取り合いになる。コインパーキング事業を今後拡大していくみたいだが、ハウスコム自体の事業収益は将来的には下降するだろう。なぜなら仲介手数料半額が当たり前の時代になるからだ。

9時前後に出社し20時ぐらいに退勤するのが多く、労働時間的には一般的な企業と相違ない。休みも担当者やお客さん次第であり、繁忙期以外なら週休二日は当たり前にとれる。繁忙期は週休1日になるが、歩合も稼げる時期だから問題ない。育児休暇や代休制度などはなくワークバランスは一般社会レベル。そういう部分では確実に二流企業である。

店長クラスは営業の優秀者から選ばれる。基本的にランキング上位の常連で、主任クラス。宅地建物取引主任者の資格はあってあたりまえではなく、ない店長もいるが、やはり宅地建物取引主任者資格をもっているのが前提になる。接客業なので店長は人当たりがいい人が大半。ノルマもあってないような社風が影響していると思われる。アフターなどもたまに交流がある程度なので付き合いやすい。

住宅手当がない。賃貸住宅を取り扱いながら住宅手当がない会社である。ちなみにグループ会社の大東建託の物件を借りるのが暗黙の了解である。仲介手数料も無料でなく半額とふざけている。大した福利厚生のシステムはないので独身者ばかりが生き残る会社になっている。既婚者は拘束時間から離婚率が高いと噂されている。

退職理由は歩合が入りにくい体質だから。一部の人間に歩合が集中している。歩合のボーダーが都心も田舎も同じなので、年収格差がひどい。基本的に使い捨て産業。宅地建物取引主任者以外は歩合率を低くすべき。宅地建物取引主任者には契約時に読み合い手当てを支給すべき。宅地建物取引主任者しか不動産業界で働けないようにすべき。

女性の大半は営業職ではなくサポート担当の業務社員の就労形態であったり不動産業界は残業や休日出勤など多々あり、プライベートより仕事が優先されるので女性営業職は続けにくい環境であることはこの会社も例外ではない。業務社員は賞与が無条件に発生する。また残業代も支給される。ただし宅地建物取引主任者資格や経理、PCの経験が多少必要であるので、誰にでもなれるわけではない。