様々な現場を経験した後にオフィスワークに移行しました。現場で感じた「ここをこうした方がいいのに」と思うようなことに取り組むことができて、面白みを感じました。実際に自分が関わったものが形として残っているのを見るのはうれしいです。ルーティンワークも多いですが、列車が普通に走っているのを見ると重要な仕事だと感じることができるので、やりがいを感じることができます。

出産休暇、育児休暇後に復職されて働いている女性社員を何名か知っています。もともとは男性しかいないような会社でしたが、男女雇用機会均等法で現場でも女性が働くことができるようになってからは女性のための設備(トイレなど)も整備されています。女性の数がまだ少ないので、それらの設備はオーバースペックともいえるような状態で、ユーザーとしてはいいと思います。

福利厚生は非常に充実していると思います。独身寮や結婚している社員用の社宅がありますので、生活コストをかなり圧縮できることができます。ジョブローテーションは総合職で入社した社員は激しいです。だいたい2,3年に一度は仕事が変わり、転勤も多いです。飽き性というか新しい仕事をどんどんしてみたいという人には向いていると思います。

給与には不満はありません。賞与も安定して出ますし、独身寮や社宅が充実していて、自分で借りる場合も住宅補助が出ますので、生活には余裕があります。昇進昇級についてはまだよく分かりませんが、昔に比べると同期の間で差がつきやすくなったという話をよく聞きます。明確なノルマがあるような業務をしている人はほとんどいないので、基本的には上司の評価によります。相性がよければいいですが、悪いと大変かもしれません。

公共性の高い仕事につきたいと考えて入社しました。入社後も事業の公共性というものはよく意識しないといけない場面が多く、その面ではギャップがありませんでした。入社を決めた際は特に不安は無かったです。社風に関しては入社前とイメージは大きく変わっています。労働組合の強さなどよく勉強していませんでしたので、びっくりしました。

時期にもよりますが、残業の上限も決まっているので、仕事一辺倒の生活にはならずに済んでいます。仕事の後の飲み会も昔は多かったようですが、最近は少ないようでスッと帰ることができるイメージです。転勤が多いので、住む場所含めて人生設計をしかっりしたいというような希望がある場合はあまり良くないかもしれません。

基本的には鉄道業界固有のスキルを身につけていくことになります。集合研修や通信研修など充実しているので真面目に取り組んでいれば業務に必要な知識はつきます。その上でオンジョブトレーニングも真面目にやれば、経験もついてきて、自分でちゃんと仕事を回していけるという自信がつきます。自己啓発の支援も盛んで、指定された資格(英検やマイクロソフトオフィス)をとると図書カードがもらえたりします。

【社長】山田佳臣大きな会社ですので、直接社長と話す機会というのはなかなかないです。どんなことを考えているかというのは社内誌や新聞などの報道で知るという状態です。会社としての軸がはっきりしているので、社長特有のカラーというのはなかなかでないと思います。また、時間軸の長い事業なので、途中での変化というのは余計起こしにくいです。特別な評価は難しいです。

家族的な雰囲気のある会社だと思います。昇進で差がつきにくいせいか年齢が上の社員を見ても同期同士は仲が良いです。現場を含む社内調整の業務が多いので、コミュニケーション能力の高い社員が多いという印象です。社員と管理職の関係では客観的な評価基準がなく、評価が上司による評価になるのですが、個人的には不満はなかったです。

今まで何に一番打ち込んできたか?なごやかな雰囲気の面接でした。圧迫面接とかそういうことはないです。一つの質問を軸に対話を重ねていく過程で性格、思考回路、信条などを見ているように感じました。面接担当者は課長から部長まで順を追って役職が上がっていきます。