新卒の時の様な、ごく一般的な質問が多かったです。また、基本的に一問一答に近く、深掘りされることもあまりありませんでした。ただ、転職の動機だけはけっこう突っ込まれました。面接を通してですが、誠実な社風はだいぶ伝わってきました。

中途でこの会社に入りましたが、驚くほどホワイト企業でした。残業も少ないし、有給消化や代休取得も徹底してます。また仕事自体がそれほど急ぎの仕事が少なく、皆さんほのぼの働いてます。前職は卸売でしたので、良い意味でギャップがありました。

やはり全国のどこの量販店・コンビニにいっても自社商品が置いてあるというのは安定したやりがいになるかと思います。特に営業職として、他者と数字を比較されたり、賞の様なものは基本ないので、モチベーションは自分自身でちゃんと保っていかなければいけません。

基本給はあまり高くありません。高給を望む場合は、出世していかないといけません。課長になれば、大企業として相応の給与が頂けるみたいです。ボーナスも業績と個人成績によりますが、5〜6ヶ月程で一部上場の普通未満くらい。しかし、住宅手当が他企業では珍しく定年まで基本一律ででますし、手当や勤務時間を考慮すると、コスパは良いと思います。

将来性があるとも言い難いですし、ないとも言えません。酪農業界自体は将来性は低いです。確実に減少傾向ですが、当社は果汁飲料、機能性乳飲料や植物油脂系の食材など生乳に依存しすぎた商品展開ではありません。そのため、酪農業界が衰退傾向にあってもまだしばらくは大丈夫かと思われます。また、海外展開としてはインドネシアやオーストラリアでは地場に工場を持ちシェアを広げてきております。東アジアにも輸出を広げてきてはいます。社長も海外展開には積極的です。

入社した理由は大手の食品メーカーで働きたかったからです。また、ワークライフバランスバランスも整っていて、人が真面目な社風に感じ、長く続けていける印象を持ちました。入社後のギャップはあまりなく、むしろより良い方向のことが多いです。唯一のギャップは、営業でも数字や取組に緩く、優秀だと感じる人は少ないかもしれません。だからこそ、働きやすいというのはありますが。

研修ですと、新卒は工場研修、年代別の階層別研修や酪農研修など多くあります。中途の場合は工場研修は基本的にありません。また昇級に伴い研修もありますが、意味がある内容かと言えば微妙なところ。結局は実務の際にどこまで考えて仕事を遂行していくかです。3年以上同じ職場にいると、キャリアチャレンジ制度という職種チェンジの希望申請ができます。通る場合も多いです。

基本的に穏やかな社員ばかりです。新入社員でも、上司から怒られるということは少ないと思います。(怒られるというよりは、優しく言われる程度)管理職は、面倒見の良い方もいますが、どちらかというと怒らない分、指導も少ないイメージです。しかし、新入社員は手厚く教育してもらえると思います。

女性は働きやすい会社です。勤務地も確実に考慮されてますし、比較的、同年代の女性がいる職場に配置されやすいです。また社内結婚したら、ピンポイントで勤務地をほぼ選ぶことができますし、夫側も近くの職場に異動になります。これに関しては、外部の人と結婚した方は考慮されないので、若干不公平感が否めません。