【良い点】 女性の産休や短時間勤務を設けたりしている。また、その制度の活用も推奨しているので、働きやすさはあると思います。あまり、仲違いも見ないので（これは男性同士の方が多いと思う）全体的には女性の職場環境としては良いのでは無いでしょうか。 【気になること・改善したほうがいい点】 女性の昇進は少ないですね。ついでに言うと何と言うか、若い女性を猫可愛がりだったりしますね。

労働時間は昇進の件でも述べましたが資格を取得、社内で論文の人間はさっさと帰宅して昇進対策に躍起。故に労働時間は短いです。現場を放っておけない人ほど労働時間が増えてしまっているのが現状。そして資格取得の勉強をする時間も社内の論文を書く時間もないので昇進が自ずと遅くなります。社内応募制度はありますが、結局、資格を取得した人や社内で論文を書いた人が通過するので現場を実際に動かしてもいない人間ばかり通過しています。住宅は借り上げ社宅では75%会社負担、借り上げ社宅を出ても住宅費補助があります。また、家を建てる際にも補助が出ます。社内食堂ですが、工場内、事業所内で作ってくれるところもあれば弁当を注文するところもあり、バラバラです。しかしながら値段は500円以下が多いです。栄養のバランスは考えてくださっているとは思います。

社員と管理職の関係はすこぶる悪いと思います。信頼関係は皆無と言えます。そもそもの昇進の仕方が資格とったやら社内で論文発表したやらで現場第一主義者は非常に冷遇されているから。そこに昇進する人間がディベート研修を受け、クレーマー相手ではなく、社員に対してディベートを使って不満を述べているときにでも逃げようとしかしないのだから誰も信用するはずもないです。

評価方法が非常に事務的。資格をとった、社内で論文を書いたなど。実際は資格をとったり、社内で論文を書く人間がいる裏で製造にしろ品質管理にしろ、総務にしろ、営業にしろ、開発にしろ、現場に密着した仕事をしている人間ほど報われない。昇進、昇格、キャリアパスに関しては満足できることはあり得ないと思っていただいて差し支えありません。こういう人事制度であるため、上の人間が非常に頭でっかちなだけで現場を知らなさ過ぎます。彼らから命令が出るので自ずと現場は大混乱に陥ります。更に厄介なのがそうやって昇進した人間にはディベート研修がなされ、本来はクレーマー対応のための研修なのだけど、従業員の不満に対する強引な正当化に使われてたり、責任の擦り付け合いに使われているのが現実。従業員に対してでさえディベートを駆使して一切の会社の責任を認めることはあり得ません。非常に信頼を寄せるに値しないと言えます。

入社したとき、雪印乳業の事件があってあまり時も経っていない頃でしたので先が見えない感じがしました。元々、2000年の雪印乳業の事件で雪印乳業がチーズやバターを作っているところを雪印乳業として残し、問題のあった市乳部門に分けました。そこに国の指示で全農直販、ジャパンミルクネット(全酪連)が合併して日本ミルクコミュニティ(メグミルク)ができています。乳業は市乳は赤字でチーズやバターが収益が出るため、事件を起こした雪印乳業は赤字部門でもある問題の部門を切り捨てられたので多くの給与を得続けていました。対して日本ミルクコミュニティは全農直販やジャパンミルクネットの人にしたら事件の濡れ衣を着せられている形。製造方法や検査方法、会計方法など、雪印方式に改められています。そして数年前に「元さや」と言われた雪印乳業と日本ミルクコミュニティの合併ですが、「元さや」ではなく「乗っ取り」です。当然のことながら昇進する人は元雪印乳業の人達。そして、雪印乳業と日本ミルクコミュニティに分裂した後に入社して雪印方式を叩きこまれた人間です。今も元雪印乳業の人が雪印乳業のままだっただの日本ミルクコミュニティに「左遷」されたと言っています。そんなもの全農直販の人やジャパンミルクネットの人の前で語るなと思えてなりません。非常に醜い争いです。こういう人間を見るだけでも将来性がないと思えますが、開発が非常にお粗末に思えます。牛乳は無調整乳にこだわったら時代は調整牛乳の時代、はっ酵乳はガセリ菌を売りにするものの粘り気が強いのにこだわって好き嫌いが激しいものにしかなっていない。雪印コーヒーやらミルクティーのような乳飲料にしても「何かを入れてみよう」発想しかない。1位を誇っていたバターですら六甲バターにその座を譲る始末。企業体質からして大きく差があると言えると思います。