【社長】高橋社長 【良い点】 社内風土を改革しようとした気持ちは感じられた。一人の人間として人格者だと思います。 【気になること・改善した方がいい点】 但し、社員にとってみたら、2012年の経営危機はまさに経営陣が引き起こしたもので、社員の意識を変える変えないの話では無かった。 液晶以外の他の製品事業をどう成長させるのかに対して限られた時間と知恵を費やすべきであって、 水戸黄門よろしく全国行脚などをしている暇は無かった筈であり、そういう意味では再度経営危機に 陥ったのは当然の帰結と考えます。

【社長】高橋社長 ・四半期毎の経営状況を毎回全社員に話すので以前より自社の経営状況が把握できるようになった。 ・話がうまい。自身の経験談をよく語り、聞き手も興味が湧く。 ・気さくな人柄で高飛車で無い。自社のマイナス面もさらけ出すところが良い。 ・具体的な経営改善策があまり打ち出せていない。カリスマ性がやや乏しいと思われる。

【社長】髙橋　興三 大変気さくな人で、上下左右の壁を取り払う事に腐心している方です。何時もにこやかなで自分が率いるというよりは、支え盛り立てるタイプのリーダーです。旧来の業績悪化をもたらした経営陣に対しては強い態度を取り、経営陣層は大幅に入れ替えを行った結果、風通し自体はよくなっていることから、改革の効果は出てきていると思われます。しかし、現在の危機的経営状況においてどれだけのリーダーシップを発揮することができるのかが問われています。

【社長】高橋興三 【良い点】 期初や決算発表時に社長からのマイク放送がこれまでの社長からもありましたが、 はっきり言ってこれまでの社長はほとんど原稿棒読みな感じで退屈で眠たいものでした。 けれど現在の社長になってからは自分の言葉で喋っているのが感じられ、社長の感情が伝わってくるようになりました。 また会社の経営が傾いたのもこれまでの社長のYESマンばかり集めていたことや、 上位の意見に逆らえない風土を作ってきたことが問題の一端であるとの考えから、 そういう風土をなくすような働きが増えています。このため社内の風通しはかなり良くなっていると思います。 経営能力としてはマスコミからの評価はあまり高くないようですが、 正直歴任の社長にボロボロにされたこの状況を引き継いでるのでかわいそうな気はします。 とはいえ経営者ですので不採算部門等については切り離し、スピード感を持って稼げる事業体へのシフトを断行していってほしいと思います。

【社長】高橋 【良い点】 ボトムアップを重視するスタイル。みんなで仲良く、、という感じ。 親しみやすさがにじみ出ている。 【気になること・改善した方がいい点】 良い点の裏返しで、リーダーシップを発揮して決断するタイプではない。 経営危機にある状況では不安な面も。これからどのように改革を進めていくのか、 抽象的、精神論的。

【社長】高橋興三 【良い点】 就任当初は社内に向けて構造改革につながるメッセージをかなり頻繁に出していました。人柄もかなり良さそうに思えました。 【気になること・改善した方がいい点】 結局、決断ができない人のように思います。「けったいな文化を変える」とは言うものの、どういう方向に変えようとしているのか明言しないため、社内がバラバラになってしまっています。(自分の都合の良いようにしか変えていなくても「変えた」ことにしてしまっている人もいます。これでは結局構造改革につながりません。) 進むべき方向を明確に示し、社内全体をそちらの方向に向かわせるようにすべきです。

【社長】高橋　興三 ・会社の風土を積極的に変えようとしている点は好感が持てる。が、精神論が多い。 ・最近は「銀行のいいなり」と言われる事が多く、あまり社員の前に出てこない。 ・話し方が落ち着いた人で歴代の社長とは違う雰囲気を感じる。好感が持てる。 ・具体的な会社の方針を示せていないので、現場の社員は不安に感じている。 ・個人的には平時には良き社長、有事には頼りない社長と言う印象。

【社長】高橋興三 昨年より就任した新社長だが、原稿を読まず、自分の言葉でヴィジョンを語る社長であり、社内での支持率は高い。大企業病に侵された会社から、昔から残る悪しき習慣、けったいな文化を取り除こうと繰り返しメッセージを語っている。(例:社内の雰囲気改善の為、お互いを役職で呼び合うのではなく、～さんと呼び合う"さん付け運動"を推進、等。)また、積極的に若手の声を取り上げようとする点にも好感が持てる。

【社長】高橋 【良い点】 批判に耐えている(と思われる)  【気になること・改善した方がいい点】 キャピタルを見るのではなく、顧客の反応も見た方がいい 一般コンシューマーではパイが稼げない、家電製品ではパイが稼げない、 一定の販売は見込めるにしても会社の経営を支えるほどの売り上げを 稼げない。 会社の経営を支える売上をあげるべき商材が、いったいどれだけあるのかを 考えた方がよい。 その商材に携わる人間はだれがどれだけいるのか把握した時、4万人超の人員 は多いのか、足りないのかを考えた方がよい。 安く、テキパキ動ける人間がいても、動かす人間に問題があったとしたら、 はたしてどうなるだろうか。 ここがポイントかな。

【社長】高橋興三 非常に明るく、親しみやすい社長だと思います。私が務める工場に来られた際は会社の食堂で約100人くらいの宴会をしました。けったいな文化を変える、といつも言われており、さん付け運動、カエル運動を推進している。社員のモチベーションを常に考えており、本当に親しみやすいリーダーだと思う。決算発表のマイク放送等は語り口調でとても親近感があります。

【社長】高橋興三 【良い点】 中期経営計画が失敗し、赤字を出してしまった今年、世間では社長も辞めるべきと言う言葉があったが、社長は続投を表明している。 中期経営計画の達成に責任を持つ、という姿勢は社内でも評価されている。 【気になること・改善した方がいい点】 カンパニー制になったあとの高橋社長の存在感がどうなるか

【社長】高橋興三 社員それぞれが自分で考えて、個々人の伸びる力を重視している現社長の方針は平時であればそれなりに有効かもしれませんが、現在の様な経営危機に陥っている状況では、社員はどの方向に向かって進めば良いのか戸惑いがあります。人柄は温厚で、下の人間に任せるタイプだと思いますので、これも平時であればそれなりの人望を集めるのでないかと思います。

【社長】高橋興三 古い体質から生まれた様々な文化を一新しようと努力され、色々アイデアを出されていると思う。その一つにさん付け運動と言うものがあるが、今まで部外の人にメールを書くときは、役職名を調べてからメールしていたが、"さん"に統一なので、時間を削減でき上下の壁を取り除くことができているので、効果はあるのだと思う。

【社長】高橋 本社勤務時は、できる限り現場に顔を出そうと、経営陣のフロアから、現場の居室や、商談室に顔を出し、自分から社員に声をかけるなど、かなりフランクな印象でした。会社を変えようとしている姿には好感が持てます。もう少し早く社長に就任してくれていれば、今のシャープも状況が変わっていたかもしれません。が、残念ながら後の祭りかもしれません。

【社長】高橋 人柄が良さそう。 会社のカルチャーを変えようとされている。ただ、デバイス事業の掌握はあまりされようとされていない印象をもつ。 もっと部下・幹部にもメッセージを伝えて改革を推進して行ってほしい。 デバイス事業のガバナンスを強化してほしい。 完成品だけでなくデバイス事業もオープンは居室・雰囲気にしてほしい。