3年間は新入社員で年収に差はつかない。根本的に、年功序列といった言葉がこの会社の評価制度にはぴったりである。評価制度に関しても、じつに不透明であり3年間は昇級がないと上司に言われたときには、仕事に対して正当な評価はしないよといわれた気がした。キャリアパスなども、先輩社員などをみていると自分で描いて来たものというより、ただただ行き当たりばったりでやってきましたというキャリアがじつに多い。

あなたの研究のコンセプトと具体的な目標値を教えて下さい。よくある、入社希望理由などは全くきかれなかった。主に研究内容で30分の面接が終了した。面接官の反応は終始おだやかで非常に話し易い印象をうけた。自分の研究内容、研究スタイルや、研究への想いをシンプルにわかりやすく伝えることができれば良いのではないか。

常に自らのやりたいことを、考え行動している。あまり受動的な社員は少ない。能動的に行動している。能動的に行動したい、自分の実現したいことが明確にホンダで実現できるなら。是非お勧めしたい。

現在は女性目線での研究開発も多くあることから、今から入るのはよいのではないか。女性が少ないことと、女性の主任研究員を増やしたい会社の思惑があるため。実力がなくても、ある程度上にいけると思う。ただし、周りの男性からは、嫌な目で見られるリスクもある。

成果を出せば比較的なんでもやらせてくれる、ただし担当領域を超えるのはなかなか、厳しい。大企業のため業務が細分化されているせいもある。またジョブローや配置転換はなかなかない。5-7年ぐらい立てばチャンスはめぐってくるかもしれない。

住宅手当以外は、他の会社よりも優れている気がする。ホンダの住宅手当は気持ち程度。ただし、最近時は業績の悪化により、しょくじだいの補助が少なくなってきている。また、福利厚生がポイント制になったことで、使い勝手もよくなった。大抵のスポーツ施設で使えるMAXは三万円 まで使える。本の購入などにも使えるため、使用範囲は広くなった。

ワークライフバランスは非常にとりやすい。看護休暇や育児休暇、半休など、業務調整は個人の最良に委ねられているため、業務調整がつけば、簡単に休むことが可能である。そのため、極端な話しゴルフのためだけに休みをとる人もいる。他の企業の話をよく聞くがここまで自由な会社は聞いたことがない。ワークライフバランスを考えるなら最高の会社です

基本的にボトムアップの企業である。自分自身で提案すれば、どこまでも仕事をさせてもらえる。本当に素晴らしい企業だと思う。そういった意味では、やりたいこと実現したいことが明確であり、それに対して全力で頑張れる人は本田の中で輝くことができると言える。しかし、提案したからといって、上にいけるわけではなく、やはり量産等において一定の成果を出した人が上にいくシステムになっている。

将来性は低い。事業の柱である四輪事業だが、現在はコスト削減することでなんとかその事業を維持するのでやっとな気がする。次世代のパワートレインのHV・FCVだが、商品性の魅力として燃費を打ち出す以外になにか自分たちにしかない価値を見つけない限り、今後は厳しくなると考えられる。自分たちが欲しい車を作らなければ、お客さんが燃費以外で購入してくれる理由がみつからないのでは

スキルアップ、キャリア開発、教育体制は、皆無である。人事部としては自分たちの業績のために、意味のない研修を行い、実績を作っているが、現場の人間達にとって本当に意味ある研修となっていない。開発を行っていない人材たちに開発の人が必要とする研修を理解できるはずがない。社外にて自分のスキルをアップさせる努力をしなければ、他者でも通用する技術はみにつかないのではないか

【社長】伊藤社長社長に満足している点はなんですか?現状、良い部分はない。入社時から魅力を感じられたことがない。早く安く低炭素って、牛丼かと思われるキャッチフレーズをなんとかしてほしい。社長の人柄は?基本はおおらかで良い人だきく。ただし、厳しい時代に優しい社長はいらない。周囲の評価は?周囲の評価は私と変わらない。ビジョンが弱すぎる早く交代してほしい。