【社長】伊東さん 良い点 あのリーマンショックの際でも、ホンダだけ大幅黒字を確保した点。リストラ断行し痛みを伴っていないわけではないが、経営にストイックさを感じる。 悪い点 そのストイックさは、開発工期の短縮による品質問題という副作用として現れていった。スピード開発はこのご時世必要なものではあるので納得できるが、現場の実情や実力を無視したまま実施したため、混乱している。 開発工期の期限は、開発中でどんな問題が起こっても変わらないため、問題があっても闇雲にしたり現場レベルで隠蔽したりする風土ができてしまった。もしくは、それを言おうものなら上から詰められるため、自由に発言できない環境になってしまった。昨今のリコール問題は、こういった社内の問題によって引き起こされたと言われている。

【社長】伊東孝紳 上位者は、戦略はボトムアップで決めるという聞こえのいいことを言う。上位者は基本的に戦略は打ち出さない。方針と数値は明確に示すことが多い。しかし、数値は基本的に無謀な数値であり、それをチャレンジという。方針通りに動けば(低価格・短期開発・低炭素など)面白みの無いものができることは自明であるが、会社が大きいため、社会的にそのようなものを作らなければいけないという縛りを受けている感じである。今の社長は、無理をしてでもその縛りを破ろうとするようなことができる感じはしない。(業績が落ち着けばやろうとしている感はあるが、それは当たり前のことだと個人的に思う。)

【社長】山本芳春 研究所の社長は存在感なく、ビジョンも全く示せておりません。本社社長の伊東も同じく魅力など皆無です。この人達の時代になってからというもの、仕事は忙しい一方、やりがいのない内容のものばかりです。社員の私生活のことは一切考えておらず、プライベートが荒んだり、心を病んだりする人も増えてしまいました。某雑誌の記事の通り、自殺してしまわれた方の噂もあるほどです。

【社長】伊藤社長 社長に満足している点はなんですか? 現状、良い部分はない。入社時から魅力を感じられたことがない。早く安く低炭素って、牛丼かと思われるキャッチフレーズをなんとかしてほしい。 社長の人柄は? 基本はおおらかで良い人だきく。ただし、厳しい時代に優しい社長はいらない。 周囲の評価は? 周囲の評価は私と変わらない。ビジョンが弱すぎる早く交代してほしい。

【社長】伊東孝紳 基本的に、魅力は感じない。 現場からは遠い。 発言は、決められたことを淡々と言っているようにしか聞こえない。 経営陣には戦略は無く、その場その場で、最善の選択をしている。 基本的にはリスクを取らない方針なので、 短期で一番いい選択をその都度取っている。 ホンダが元々持っていた文化とは違うため、社員も魅力を感じていない

【社長】伊東 今までエンジン系出身の方が社長になることが多く、初めての車体系出身の社長である。 自社の開発能力を正しく判断できず600万台体制を構築しようとするものの現場への負担が過大になり内部崩壊した。特に感じるのは車体系出身だからか最近の複雑化するパワートレイン系の開発に関して見積もりが特に甘く。本来必要な開発期間が開発の初期から確保できていない状態が常習している感がある。