・今後は先進国だけでなくアジア・アフリカ進出すると思われる。2輪で生かしたブランド力を利用して4輪を販売するという方法はホンダしか出来ない手法であり、非常に有利だと思われる。・ハイブリッドカーに関してはトヨタに遅れをとっていたものの新型fitの燃費は非常に良く、ホンダの一方的な負けという構図は崩れてきていると思う。当然トヨタもより燃費の良いクルマを開発してくると思うのでよきライバル関係になればと思っております。

スキルに関しては自分で身につけていくしかない。この会社はこれまで皆自力で力をつけてきたため、教えることが上手な社員も少なく、研修としての教育制度に関しても良いとは言いづらい。そのため、生え抜きの社員よりも中途で入社してきた社員の方が優秀である場合が多い。細かい技術に関しては部品メーカーの方が詳しい。完成車メーカーであるため、1台の車をあらゆる角度で見る必要があるため、車1台をマネジメントするスキルはつきます。

行きたくない部署に配属されたらどうしますか?雰囲気は穏やか。私の場合は面接官は人事1名・技術職2名でした。なぜホンダかということを必ず聞かれると思うのでしっかり答える必要があると思います。というのも私から見たホンダ社員の構図として半分優秀な人間・半分ホンダ大好きな人間で成り立っていると思ったからです。学歴は関係ありません。ホンダが大好き・バイク・車が大好きな人間が多いと思いますので、そういった方は面接を突破しやすいと思います。

給料は同業他社に比べて良いと思う。自分が給料に見合った仕事は出来ていないと思う。しかし、階級の制度によるが数年は同じ給料が続くと思うと最終的には他社と比べてもそんなに変わらないのではと思う。昇給に関してはとびぬけてすごい人材でない限り、年功序列だと思う。とくに不満はないが満足しているというわけでもない。

残業時間が制限されているため、必要以上には残業できない。そのため、比較的ワークライフバランスは悪くないと思う。しかし、実際には自己啓発という名目で会社にいる人や仕事を持ち帰っている社員もいるのも事実。また、有休は100%消化しないといけないため、有休は希望通りにとりやすい会社だと思います。全体的には割とワークライフバランスは良いと思います。

女性も人数が少ないが働いている人はいる。産休や育休の制度もしっかりしており、産後復帰する社員も多い。女性に対する差別はなく、女性でも開発のリーダーやっている機種もある。女性の数は少ないので働きやすいとは一概に言えはしないが、実力がある女性は淘汰されずに実力をいかんなく発揮できる会社であると思います。

入社前は技術力があると思っていたが、実際に入ってみると技術力というよりは沢山の仕事を回す力が必要であると感じました。細かい技術力は正直に言って部品メーカーの方があり、特許も抑えてあると思います。技術力を本当に鍛えたいと思う方は部品メーカーに行かれる方が良いと思いました。また、時代はハイブリッドとうたってますが、会社内では未だにエンジン屋が偉いという風潮があります。

福利厚生は大企業であってかなり良いと思います。住宅手当が少ないことを除けば。食事補助も出ますし不満はありません。しかし、2014年から福利厚生の制度の見直しがされ、制度が今よりかは悪くなると思います。ジョブローテーションに関しては部署によってまちまちであり、私のいる部署ではほとんど行っておりません。ですので、ジョブローテーションに関してはあまり期待しない方が良いかと思います。