主に外食レストラン・個人飲食店に厨房機器(業務用冷蔵庫)を提案・販売する仕事。ただ商品を売るのではなくユーザーに喜んでもらえる契約が成立した時にやりがいを感じる。そのなかでも特に新商品導入後、キッチンでのオペレーションが良くなり生産性が上がった等の感想を頂いた時は、数字を積み上げるよりも喜びを得れたと思う。

正直申し上げて営業職では女性の働ける環境は整っていないと思われます。実際に女性の社員は事務員しかおらず、全社的に見ても女性社員(営業)は5名程度。営業だけでなく機器のメンテナンスも行うため、すぐに辞めていく女性社員ばかりだったのを記憶しています。また、営業職だった社員が本社の事務員に切り替わった事例もありました。

価格を安くすれば売れますか?面接官は基本的に各エリアの部長が行うようになっています。どちらかというと終始アットホームな面接だった事を記憶しています。他社と比べ利益重視な企業ですので、なんとしてでも高く売りつけてやるくらいの気持ちがある事を面接官に伝えましょう。

面接では機器メンテナンスはドライバーを使う簡単なものだと説明されます。しかし、入社後すぐに気付くと思いますが営業マンがほぼメンテナンスをします。機械系が苦手な方にはあまりおすすめできない企業と言えるでしょう。さらに、半年ほどで休日のメンテナンス当番も任されます。もちろん休日出勤なので他の社員は不在。

私が在職中の頃は業績しだいで、社員でもボーナスは70～90万ほど貰えました。しかし、業績重視の支給額が少ない社員は3～4万という事も全然あり得ます。また、管理職も基本プレーイングマネジメントなので、部下の業績が悪く自分の業績も悪ければ数万円しか支給されません。ちなみに、所長に昇格しても給料はプラス数万円程度。

配属される営業所によってまちまちですが、ほぼほぼワークライフバランスは崩れていきます。営業所に販売能力が低い社員が集まってしまうと終電まで帰れないのはあたりまえ。サービス休日出勤を促してくる上司もいるとききます。体力的というよりは精神的にまいってしまう社員が目立ちますので、ストレスを感じやすい方は厳しいかもしれません。

新入社員の営業研修は一週間ほど営業同行するだけで終わり、その後ひとりで飛び込み営業です。技術研修はとりあえずありません。人によってまちまちですが入社後1,2年後にサービスセンターにて技術研修を受ける事ができます。中途採用の営業研修は2日ほど営業同行し、その後ひとりで飛び込み営業。技術研修は所長に昇格時受講となります。

当時新入社員の昇給額は3000円～5000円。賞与は年2回あり業績に応じてかなり変動していました。利益額が大きい契約の成立数×1万円などといった計算方法です。数字が作れない社員は賞与が8000円の者もいました。尚、成績が悪くなっていくと本社で研修を受ける事になり、ほぼこのタイミングで皆さん退社されます。

商品のラインナップはライバル企業と比べても問題ないと思われます。2、3社ライバル企業はありますが、それぞれ得意分野がありこの企業は酒販店、生花店に長けています。しかし、技術者(修理対応)の社員比率が他社と比べ圧倒的に少なく、営業をしていると技術面で必ず不安になります。冷媒の変更等で新商品は出ますが、他社がしていない事とするといった社風ではありません。