グループ会社社員も転籍したことにより、企業文化の違いがにじみ出ている。仕事をするうえではハッキリ言って共存は難しいかな。ゆえに社員との関係で満足することはないかも。目標数値達成に向けてA社社員は貪欲な人が多く、L社社員は頭はいいけど理論先行型で使いにくいです。なかには実行力のある人もいるけど大半は仲良くなれないなぁ。

コンタクトセンターにおいては、サービス残業は固く禁止されているので、一般社員～係長ならプライベートも充実できます。反面、本社勤務となると曖昧な空気が漂い、企画力や実行力などのポテンシャルをお持ちでない方はサービス残業が必須でしょう。ライフカードからの転籍組も同様でサービス残業をしている方は30代以上の女性が多いように思います。

面接などでは柔らかい雰囲気で大変感じのよい印象でした。圧迫面接なども一切ありませんでしたが、印象的だったのが、スーツの色については“紫はアウト”、“ダブルのスーツもアウト”といった説明を受けたことです(時代を感じます・・・)。入社後のギャップは一部の上司がサラ金オーラを出しまくりで、何かにつけて怒鳴り散らす体制だったこと。(その方達も、一時はライフとの合併でライフに出向しましたが、また戻ってきました)。今の時代にあったマネジメントをする上司もいる反面、昔の圧迫マネジメントをやめられない上司がいつ自分の上司になるのがが毎日不安で業務をしてます。

現在は事業再生ADRによる経営の立て直しを図っており、満足のいく金額はもらえません(一般職で賞与10%カット)。評価についても自身で決めた目標に対しての達成度合いで評価されるはずなのに、上司の好き嫌いで大分変ってきます。実際に仕事をしていなくても、上司から仕事ができると思われている人や元々のポテンシャルが高い人は、業績が悪くても高く評価されます。反面、係長以上の役職になると業績数字が全てになってくるので、要注意です。

この業界に入社するつもりなら、正直プロミスやアコムが間違い無しでしょう。現在事業再生ADRの方針により2012年6月にグループ会社による大量の希望退職制度を敢行し、経営の立て直しを図っておりますが、上限金利の引き下げ影響で営業貸付金残高の減少トレンドがずっと続いてますから。ただし、ライフが頑張っている“Vプリカ”の今後の躍進次第で一発逆転の可能性もゼロではないはず。ライフの頭脳と行動力に期待するのみです。

職位を上げるために様々なステップアップ研修(試験)がありますが、根本にあるのは会社に対する忠誠心を確認・植え付けさせるためのものとも言えます。例えば試験では企業理念や10か条などが出題され、配点が他問題と比較しても高くなっております。身に付けた知識で一般的に使えそうなのは財務基礎知識ぐらいです。全社員が強制的に学習する体制になっており、係長職以上になるための試験では財務諸表の理解や決算書の分析の基礎的なことを知らないと昇級できません。