労働組合がしっかりしており、福利厚生面は恵まれている。有給休暇も取得しやすい雰囲気が行内にある。未消化の有給休暇は、翌年度に私傷病休暇として、病気になった際に有給休暇とは別枠で休暇を取得することができる。また、メンタルヘルスケアにも積極的に取り組んでいる。

銀行業務のほかに、証券、保険、財務、税務などなど覚えなければならないことは多いですが、様々な業種を勉強することができます。会社の方針として残業を減らすよう取り組んでいますので、非管理職であればそれほど多くの残業はありません。研修制度もしっかりしておりますし、管理職の仕事は部下を育てることという風土があります。

出産・育児・介護などへの配慮はしっかりしてくれます。休業制度も普及しております。会社としてもワークライフバランス、メンタルヘルスを重視しており、人間関係も良好です。車通勤の支店は飲み会は少ないですが、そうでない支店では、飲み会が多い方だと思います。ただし、飲み会は強制的な雰囲気もなく、断っても全く問題はありません。

給料は良いです。また、有給休暇も計画的にとれます。評価制度は、人事部も頭を悩ませて、できるだけ公平・公正な評価制度にしたいとの努力が見られますが、結局は上司の好き嫌いで決まっているような気がします。また、人事評価制度が複雑すぎて、評価時期になると上司は作業に追われます。面接を行い、評価結果をフィードバックしてくれますが、上司も不慣れなので、あまり意味がない場合が多いです。

とにかく勉強する分野は広いです。取引先の業種の研究は当たり前ですが、社会経済動向もしっかり新聞でおさえておかないと社長さん達と会話できません。また、金融・資本市場の動向も当然ながら頭に入れておかなければなりません。早起きして日経新聞を熟読する人は多いと思います。地元の新潟日報は死亡広告のみチェックしている人も多い。

新潟県内ではトップシェアを誇るほか、ブランド力もあるので、他の県内地銀よりステイタスは高いです。ただ、今後ネット専業銀行などの利便性が高まってくれば、ライバルは県内他行やメガバンクではなくなる。また、新しい資金調達手法が増えてくれば、いつまでも県内トップ地銀の地位を維持できるとは限りません。とは言え、あと十数年は大丈夫でしょう。

担当企業の資金調達の審査が通り、大きな設備投資などに結びつけば、やはりビールの味はおいしくなります。このような時に、社会への貢献、生き甲斐を感じる人が多いのではないでしょうか。どの会社でも同じかも知れませんが、モチベーションは自分で高めるよう努力する必要があります。ダラダラしていたら、どんどん若い世代に追い抜かれて行きますよ。