言ったもん勝ちのような風潮は長年あると感じる。また、個人の能力とは関係の無いところや、パワーバランスで物事が決まってしまうこともある。お互いを知るためにも管理職も含めたジョブチェンジやジョブローテーションはもっと積極的に行っても良いと思う。

定量的な観点での評価インパクトが大きいので、やればやった分だけ賞与や昇級に反映される。半期に一度評価シートを提出し、自己申告→上長→部門長→エリア責任者というフローで評価が決定される。棟数目標以外に顧客アンケートなどの項目も評価対象になり、対応品質についても担保されている点は良い。設計職としては珍しく、残業代も固定からの超過分については支払われる。

とにかく数に追われ、だんだん志が薄れていく。デザインコンテストなどで士気を保つ取り組みもあったが、基本的には数で評価される。質と量のバランスを取ることがうまい人は重宝されるが、それも個人の自己犠牲の元成り立っている。

社内技能資格制度があり、販売積算・プランニング・外溝・インテリア・構造の分野があった。それぞれの試験で合格点をクリアすると、資格手当てとして月給に1000円ずつ加算されてる仕組みだった気がする。

職種が違うと利害が一致しないこともあるため、対立や衝突があることもあるかと思います。目的はお客様に喜んでもらうことなので、そこがブレなければ良い関係性で仕事ができると思います。そのためには短納期の無理な仕事の詰め込みを改善することに尽きると思います。

休日に関しては、水曜定休+一日自由設定で、急な休暇取得の対応も融通がききました。社員の関係は結構良好だったと思います。【気になること・改善した方がいい点】拘束時間は長く、基本的に出勤日は残業ありきだと思いますが、個人能力によってここはかなり差があります。単純な処理能力だけではなく、社内営業力みたいなものによって差が出てしまうところがあります。それだけ業務の標準化があいまいということだと思います。