会社としての教育制度があったかどうかはわかりません。あっても利用している人はいませんでした。頑張っている部署だとスキルのある社員が中心となって朝講座やワークショップなどをしていましたが、結局時間がなくなりたち消えしていたようです。またプロデューサー内でも知識にかなり差があり、できないものをできると言って引き受けてしまって事故になっている案件も多々ありました。実制作をしないポジションでも知識は必要です。知識や技術がある人ほど独立していってしまうため、人材の確保の意味も込め会社として教育体制を整えることは急務だと思います。

育休後役職に復帰する女性のマネージャーもいました。ただ自宅で仕事ができると言っても夜遅くまで動くこともありますし、納期前はそれこそ徹夜になることもありますので、育児と仕事を両立するのはよっぽど体力がある方でないと難しいように思います。

年収は制作会社などの下請けに比べたら良いほうですが、異業種の同世代と比べるとかなり低いです。業界上致し方ないとはいえ案件が終わるまで一ヶ月以上休み無しということも常習化しており、時給換算すると最低賃金にも満たずただ疲弊して終わる月もままありました。ボーナスは年に4回と言っても単に月収を4分割した金額。業績が悪ければそれ以下です。私が働いていた当時のことですが、仕事自体はやりがいがあってもとにかくきつかった。転職者や独立で優秀な社員がどんどん流出していたように思います。

社内のカフェスペースが自由に利用でき、コーヒーが無料で飲めます。特別美味しいものではありませんでしたが、お客様がいらしたときすぐお出しできるので良かったです。また清掃は専門の業者さんが入っていました。トイレ、オフィス、全てのスペースを常にキレイにしてくれてありがたかったです。

アマナの仕事を請け負っていた制作会社からの転職でしたため、一度は顔を合わせたことがある面接官ばかりでした。そのためどちらかというと打ち合わせのような雰囲気で、ポートフォリオを見ながら担当案件とスキルを確認するのがメインでした。当時社内でディレクションから実制作まで回せるようにする計画があり、手を動かす仕事を続けていきたいか問われました。部署によりますがその時々の施策でどのようなスキルが求められるのかは、大きく変わってくるかと思われます。

全く別路線の事業に莫大な投資をしたのにも関わらず短期間で不振に終わるなど、将来の経営に不安を覚えるような内容のものも中にはあった。会社の成長性はもちろんだが、社員のスキルアップや労働環境の改善にも目を向けてほしかった。

面接時にボーナスが年に4回あると聞いていたが在籍中に支給されたのは一度だけ、一ヶ月分だったのはとても残念な点である。また仕事にやりがいはあるものの常に複数案件をかかえることになり、プライベートを充実させるのは難しい。正直アマナでしかできないことがあるわけでもなく、優秀な人ほど辞めていってしまう傾向にあったのが気になった。

大手の仕事からベンチャー等の仕事まで、幅広く関わることができます。会社に所属していなければできないような大きなプロジェクトを任せてもらえる事もあって、若い人でも十分に活躍ができる環境だと感じました。

納期が重なると、お昼休憩も取れない、自宅に帰って仕事、起きてすぐ自宅で仕事、出勤して終電まで仕事…というようなサイクルが1ヶ月以上続くこともありました。仕事自体にはやりがいがありましたが、ワークライフバランスも自分次第なところは改善したほうが良いと思います。

優秀な人ほど辞めていく。拘束時間が長いのにも関わらず給料が安く、独立したほうがライフワークバランスを自分で調整できるというのが大きな理由の一つになっている。ただ仕事が溢れているため、独立後も案件がもらえるというのはある意味需要と供給のバランスが取れているのかも。