自動車製造業でも完成車メーカーとなるためサプライヤーでは従事出来ない仕事に就ける可能性がある。但し、所詮は仕事で、やりがいを見つけるのは難しく感じられる。分野を越えた部署異動する可能性は殆どんない為仕事と割り切り耐える必要がある。車好きであるかどうかよりも、技術的に論理的に話をする人間が好まれるため、モチベーションが保てる。

有給は取りやすい傾向にある会社だが、納期前に休暇を取ることは難しい。カフェテリアプランの他には目立つ福利厚生は無く、地価が高い地域に所在している割に住宅手当がないのが残念である。最近では関連会社のスポーツ大会に休日無償で応援に強制参加させられる事がある。部署により飲み会の数やレクリエーションの強制参加は様々である。

CATIAーV5を用いた仕事をする職場が多いため使用に伴う操作スキルが身に付く。場合によってはCADを用いた職種に転職が可能である。設計部署では入社時に図面に関する教育期間が長く取られる場合も見受けられる(年によって期間が変わる?)スキルアップに関しては技術的にはOJTを通す以外に教育制度はない。また、英語に関しても通信教育に頼った子供騙し程度のものしかなく、個人の努力に委ねられる。

男性が多い職場となるため、丁重に扱われる部署が多いと感じる。女性の管理職がいる部署は殆ど見られないが、ある程度の職位までは出世することができ、収入も女性が働く職場の中では高い部類に入るのではないかと感じる。上司によっては女性差別がある部署も存在するが会社の方針としては女性が働きやすい環境整備を整えるよう努力しているようである。

残業が多い部署と少ない部署の差が激しい。多い所だと200時間くらい残業している部署もあれば、殆ど残業していない部署もあり、業務の平準化ができていない。また、現場に近い部署となると休日を自由に移動できるシステムを利用し何十連勤もできるような部署も存在する。これと言って会社がワークライフバランスを取るシステムは無いが、有給は強制で消化するよう指導がある。

入社時とのギャップは社風が自由でゆるい感じがギャップであった。仕事のアウトプットに関して緩いということでは決して無いが、社風や服装、社内ルールに関して言えば無駄に厳しく個人を縛り上げるようなものは無い。有休消化励行やフレックスタイムやオフィスカジュアルを励行している点からそういった事が言えると思う。

残業時間が100時間を越えることも多々あり、当然残業代が支払われる事も無かった為退職を検討した。納期間際では徹夜をする事も多々あり、そのような働き方をするのが当然のような雰囲気の職場であった。部署異動できる部署ではなかった為退職を検討。今は改善されてきているようなのが悔しい所ではあるが、またいつもとの状態に戻ってもおかしくない

コンパクトカーの生産に注力している企業であり、ベストセラーとなっている小型ハイブリット車を生産している為潰れることはまずない。トヨタグループだけあって待遇は大手企業並みの待遇となる。開発では自社生産車意外も扱っている為車好きにはもってこいの会社である。恩後は自社ブランドの車を作っていく計画があるようだ

モーターショーで展示された車を見て同思ったか面接では特に圧迫でなく、普通の面接といった感じであった。面接官の役職はグループマネージャーや室長クラスである。コミュニケーション能力や、人物像を強く見てくる面接である。ごくまれに突拍子も無い質問される模様

社員と管理職の仲の良さは管理職の性格とマネジメント力によって変わると言える。人柄がいい管理職に当たれば比較的コミュニケーションも取れる。成果史上主義の管理職に当たれば室内の雰囲気は最悪となり、君子危うきに近寄らずな場合がある。上司は選べないのがサラリーマンの常なので、そこは運次第と考えるしかない。