ひとりの業務量は多いものの、比較的質問しやすい環境ではあったと思います。新入社員にはブラザー制度があります。厳しくも聞き方次第では教えてくれる先輩が多かったように思います。仕事外で飲みに行くというような習慣がほぼなかったため、個人的にはとても気が楽でした。いまは私がいた頃よりはドライな関係ではないようです。

私がいた頃は、いわゆる女性のキャリアと呼ばれる人はいませんでした。男社会です。女性は主に事務的作業をする人がほとんどでした。育児休暇は普通に取れていたと思います。産休明けの人もイレギュラーな勤務をしていたりしていましたので、制度的には普通に整っているのではないでしょうか。扱っている製品が製品なだけに、女性営業は行っても相手にされないというようなことを同期の女性が話していました。そんな彼女もいまや立派な営業として成長しているようなので、根気があれば成長できるステージが待っていると思います。

海外営業は基本的には内勤営業です。一日中、デスクに座ってメールと電話の格闘といった具合です。特に新卒で入ると現場を見ることもできませんので、図面を見ながらひたすら想像するしかありませんでした。営業として、バリバリ動きたいと思っている方はそのギャップに驚くかもしれません。海外への出張はごく稀に・・・くらいです。