きちんと教われば誰でも出来るレベルの仕事ですが、ちゃんと仕事を熟知していて教えられる人がごくわずかしかいないので、結局ちゃんと仕事を覚えられないで嫌になって辞めていく。その上、残業も多いですから仕事が出来ないと負担もその分増えていきます。またボーナスも少なく、残業手当が給与のかなりの割合を占めるので、残業の少ない月は給与がグッと少なくなります。今どきの企業のように「残業は悪」と考えて、残業をすることなく業績を伸ばしてボーナスで社員に還元する企業になってくれればいいのですが、自分がいた当時はそこには程遠い世界でした。

優秀な社員のキャリアアップを図る教育などはそこそこあるものの、不真面目な社員や仕事を覚えられない社員を教育する制度は一切ないです。なので出来る人はどんどんコキ使われ、不真面目だったり仕事を覚えない人は永遠にそのままの状態が長年続いています。

交代勤務体制なので一部の人を除いて日祝はまず休めません。年間休日105日ということですが、1年は52週と1日、週休2日ペースで休めば自動的に消化できるため、長期休暇などはかなり難しいです。また、残業も多く長年勤めているような人は年間休日の前年度からの繰り越しがある為、そちらが優先され、なかなか自分の好きな休みが取れない為、プライベートの充実は難しいと思います。仕事自体は基本的に単調作業の連続なので、長い時間の単調作業が苦にならず、プライベートな時間もさほどいらない人には向いているかもしれません。

まったくありません!!役職が上がるにつれてすずめの涙ほど給与は上がりますが、役職者としての仕事と重い責任に追われる毎日になります。通常のライン作業だけでも10～12時間は働いているのにその後自分の仕事をしなくてはならなくなります。毎日残業三昧になりますが、まともに残業時間をつければそれこそもっと面倒な事を押し付けられるので、結局たくさんの残業時間をカットすることになります。結果的に前の役職と同じかそれ以下の給料になり、骨折り損のくたびれ儲けになります。そしてなにより、なにもできない役職者と評価はまったく変わらず、最終的に心が折れます。

特になし【気になること・改善した方がいい点】出勤してすぐお昼休みをとらないといけない職場がある。ライン稼働中の交代要員を減らす為の対策でしょうが、その為だけに1時間早く出勤しなければならず、その後食事をとる時間は基本ありません。残業も多く長い労働時間が余計に長く感じます。また、中にはライン立ち上げ当初からお昼休みをとる事を考えられていない職場もあり、交代要員がいないどころかトイレに行くのもままならない状態。労働時間は実際の退勤時間プラス1時間つけて処理されています。この上早朝勤務や夜勤、残業も多く休みも実際の年間休日を取れておらず、次の年に繰越し続けていていつ休めるの?という感じです。従業員を物や機械か何かと思っているような会社に思います。