入社一年目から担当製品を持ち仕事ができるため、他社に比べると自分でやらなければいけないという責任感は早いうちから強く感じることが出来ます。ただ、これも考え方により異なり、人によっては、ただ仕事を投げられ、押し付けるという印象を受けることもあると思います。私は今となっては、非常にいい経験を出来たと感じています。

福利厚生は、非常に整っていると感じます。住宅補助に関しては、30歳まで一律3万円の支給があり、自身の好きな住宅に住むことが出来ます。食事補助に関しても、充実した食堂があり、マクドナルドも入っています。すべてのメニューが4割引きで食べれるため、安くおいしいものが食べられます。社内結婚の場合は、お祝い金がたくさんもらえるようです。

給与は、基本給がそもそも高いうえ、住宅手当、交通費、残業代が加わり、非常に多かった。交通費は、車通勤でも、公共交通機関を使ったていで支給されるので、ちょっと不便な地域に住み、車通勤をすれば、ガソリン代・駐車場代を引いても、プラスになります。賞与も最低でも5か月分は出るので、多いと思います。

基本的に会社から教えてもらう研修はありません。新卒で入社し、2週間の全体研修後、配属先でOJTとなります。一年目から自身の担当製品を持ち、実務をしながらその中で考え、調べ、スキルを身に着けるといった形です。大学の同期で他社に行った人の話を聞くと、しっかりとした研修が整っており、うらやましく思います。

研究内容が実際の生活でどのようにい活かさせているのか。私は、新卒採用で指定校枠でしたので、面接は一回でした。面接は、人事二人、部門長一人であり、部門長はあまり興味がないような態度であり、常に携帯をいじったり、途中、圧迫をしてきたりと、精神的に押し潰れそうな雰囲気でした。

電子部品ということもあり、今後も市場として消えることはないとは思います。特にスマートフォンなどが普及しており、その市場はかなり大きなものになると思います。しかし、製品開発は、傾向としてすでに他社であるものを、マネし、安く売る戦法なので、独自技術があまりないことが懸念点としてあげられるかと思います。

上司、管理職の中で、尊敬できる人は少ないとおもいます。上の人たちは、常に下に対して仕事を投げ、結局は、下の社員が苦労しています。ただ、社員と上司・管理職の間にあまり壁はないので、話しやすさなどはかなりいいと思います。もう少し、下の状況を理解して動いてくれる人がいれば、業務もよりよく進むと感じます。

プライベートとの両立は難しいと思います。平日は、朝8時から夜10時まで、休日出勤も多々あり、休んでいる間でも、常に仕事のことが頭から離れず、プライベートは厳かになります。仕事を第一に考え、ほかのことは厳かになっても構わない。という考えの人は、やっていけるかと思います。最近は、ノー残業デーもできたようなので、少しは変わっているのかもしれません。

正社員の女性は、男性と同じような扱いを受けるので、苦しいと思います。しかし、大半の女性は、契約社員のアシスタントとして働いており、社員のエンジニアの補助を行っております。アシスタントであれば、給料が高いうえ、残業代もしっかり出る、有給休暇も自由に取れるので、非常に恵まれた環境であると思います。

元々、京都の大学に通っており、その大学がロームとゆかりがあったため。大学内にローム寄贈の建物があり、非常にいい会社であると感じた。電子部品メーカーでも、優良企業であり、給料も高いということで、最終的に入社することを決めました。実際、給与などの待遇はよかったのですが、労働環境が改善すべき点であると感じました。

【社長】澤村基本的に、社員と関わることは少ない。私の所属していた部署では、たまに社長報告が行われ、私も社長の前でプレゼンしたことはあります。人柄や能力に関しては、なにも分からないので何とも言えないが、社長は絶対の存在であり、部署に来るときは、一日かけて掃除をするほど、気を遣う。あまり周りから慕われているような印象はない。