給与水準については、同じ業界の上場企業の中では極めて低いと言わざるを得ない。評価制度についても、体裁が整っているだけで中身は全くの空っぽ状態。大多数の管理職が部下マネージメントをほぼ行っていないため、評価をする事が出来ないが、体裁だけは整えなければならないため、抽象的な評価となり、ロジカルな評価は全くされていない。

育児休暇等は非常に取りやすく、田舎の会社だからか、出産が多いため、育児休暇で1年ほど女性社員が休むケースが非常に多いと感じる。そういう社員の大半は会社に対するモチベーションが高くなく、給与のためだけに残っている社員が多いため、戻ってきてもあまり使いものにならなく、一応どこかしらに席だけ置いておき、パートでもこなせるような仕事ばかり振るという状況も少なくない。

中長期事業計画は皆無で、目先だけしか見えていないし、見ようとしない。マーケットそのものはすでにサチっているため、生き残るための術を考えなければならない状態であっても、経営層が今月の売上にしか興味が無いらしく、日々の生産活動、販売活動にトップが当たり前のように介入してくる。ライバル会社を見習うべきと強く感じる。

比較的、新人レベルでも提案すれば好きな事をさせてもらえる環境ではあると思う。企業が社員のモチベーションを下げないために行っている取り組みは無いに等しい。基本的に社員の大多数に危機感が無く、みんな仲良く、サークル活動のようなのりでだらだらと仕事を行っているように見えてならない。会社の業績が上がれば、みんな仲良くボーナスを均等に分配、会社の業績が下がれば、みんな仲良くボーナスカット。しかしながら、オーナー企業であるため、どれだけ赤字を出しても配当金だけは毎年かかさず出るようだ。

メーカーにも関わらず、エンドユーザーを見ていない。見ているのはオーナー。オーナー自体はそのように考えていないのだが、オーナーの取り巻きはオーナーのゴマすりしか考えていない。故に、エンドユーザーのニーズにそった商品を提供することが出来ない。結果として、業績に顕著に現れてしまう。だが、その問題を指摘する重役は居ないに等しい。

社員の中にはすばらしい能力を持った社員も少なからず在籍しているのだが、如何せん管理職が絶望的で、モチベーションを維持することが困難である。全く何もできない人間がごますりだけで管理職に就いていたり、長年勤務しているだけで管理職になっていたりと、隠れた男尊女卑、年功序列は色濃く表れている。しかしながら、表面上は決して、それを認めない。セクハラ・パワハラも非常に多く、被害者は「こういうものだ、仕方が無い」と泣き寝入りしているのが当たり前。しかしながら加害者である管理職等は、セクハラ・パワハラの意識は皆無。極めて下等な管理職が多い。最後に、社内では女性の社員に対してよく「女の子」と言っている。

今まで何をしてきましたか?アイオーデータに入って何をしますか?印象に残る面接にしなければならないため、杓子定規な回答を容易してもあまり意味が無いと感じる。自分自身の答えをきちんと持っていないと、「御社の理念が・・・・・」だとか「IT業界が・・・・」とかでは面接突破は難しいと思う。

プライベートとの両立は可能。大概の部門で、きちんと任された業務をこなしていれば、好きなときに有休を取る事が出来、定時での帰宅も問題無く出来る。だが、部署によっては、遅くまで残業する事=仕事をしている人のような文化があるため、定時に帰宅するのは勇気がいるかもしれない。育児休暇も簡単に取れる。週に1回、ノー残業DAYなるものもある。

出産・育児は全く問題無し。出産休暇・育児休暇もすぐに取ることができ、またその後の復帰も問題なく行える。女性の管理職は残念ながらいない。隠れたパワーハラスメント・セクシャルハラスメントは部署によって存在する。男女平等に仕事を与えられる事はほとんどなく、さすがにお茶汲みや書類のコピーだけのようなTVドラマみたいな事はないが、重要度の低い雑用的な仕事が振られやすい。

キャリアパスや成長の機会を求めて他の企業へ移ることにしました。他の企業がより良い給与や福利厚生を提供しているので、他の企業へ移ることにしました。企業文化、人間関係などが原因で退職を決意しました。