人が全く足りてないので、よほどでなければ採用されると思います。一応大企業らしく筆記試験もありますが、多分あまり意味はないでしょう。ただ、希望の部門に配属できるかどうかは、それまでの経験と面接での態度、募集のタイミングに左右されるかもしれません。

かつては本部の意向にはある程度従いながらも、現場の裁量が要求される部分も多く、数字が上がれば評価される風土だった。そんな環境にやりがいを感じていたからこそ、長時間労働・サービス残業・急な転勤にも我慢してやってこれた。しかし、現在は売場・商品・内部の仕組み作りに至るまで細かくマニュアル化されようとしており、そこから外れるような事をすれば実績や成果を上げても評価はされない。5年以内に倍近くまで店舗を増やすとなると、人員不足の為当然未熟な管理者・責任者が増えていくので今後もさらに現場に対する締付けは厳しくなる。仕事にやりがい、面白味を感じなくなってしまった。また社長をはじめ役員の店舗巡回の際の騒ぎ方は尋常ではない。時には社長用の商品まで開発して「社長が来た時だけこの商品を出すように」との指令が出ることも。何のために仕事をしているのかわからなくなる。組合が弱いのも問題。組合費はパートナーに至るまで毎月しっかり取られても賞与は年々減る一方。現場での人間関係は良好だったので心苦しいのですが・・・・。

新卒で入った場合、鮮魚・精肉に関しては入社直後に約2ヶ月の泊まり込み研修があります。その他部門に関しては基本OJTです。年に何度か研修らしきものはありますが、店舗での業務にはあまり役に立ちません。本部の自己満足・成果報告の為にやっているようなものです。もちろん知っていて損のない内容ではありますが・・・。魚・肉の調理技術は身に付けておけば一生ものだと思います。他業界では使いづらいスキルですので他業界に転職するなら早い方が良いのかと。

正社員は同業他社と比較すれば、給料は高いと言えると思います。昇進や昇給は数値のみでは決まりません。いかに本部の方向性に従っているかどうか。逆を言えば数値が悪くてもそれが出来ていれば、評価はそれほど下がらないでしょう。現在は主任以下の人材が不足しているため、なかなか上にいくのは難しい状況かもしれません。

7&Iという巨大企業がバックに付いているし、何といっても食べるものを扱っていますので、よほどのことがない限り会社が大きく傾くことはないでしょう。ただコンビニ・ドラッグストア・ネット販売などの躍進に比べると、スーパーマーケット業界は頭打ち感があります。それに加えて、人口減少に反比例するかのような新店ラッシュもいつかは限界を迎える気がしてなりません。

店長以上が管理職扱いとなりますが、現場の裁量権は限られています。しかも年々狭まっている印象もあり、本部の権限がより強力になっているのがここ数年の傾向です。しかし数値責任の範囲だけは今も昔も変わりません。常にお尻に火が付いている状態です。この状態の管理職の方を見ていると将来の自分が不安になる社員は少なくないのではないでしょうか。