【社長】Mamoon Rashid ほとんどすべての開発プロジェクト案件の技術内容やスケジュール、リソースなどの詳細について熟知しており、製品として開発の承認時には非常に厳しい判断をする。三洋半導体時代には、甘い経営判断で製品開発が承認されることもあったためか、現在の社長に対する製品開発を承認するハードルの高さには批判もある。方針発表会などで社長の話を聞く機会があるが、質問受け答えなどは理路整然と話が組み立てられており、納得ができる内容であった。

【社長】Mamoon Rashid 直接話した事はありませんが、海外から来た役員という事もあり、率直にものを言う印象です。日本人だと英断の様な事も簡単に行う印象があります。一般社員と距離を近くしたい意図か、全社員ミーティングがありました。それで近くなったかというと疑問符が付きます。近年合計3回もリストラがあった会社だけに、役職者への信頼感の様なものは薄い印象です。

【社長】マムーン・ラシッド 歴代の社長は、社員からみて”顔の見えない”社長ばかりでした。 それに対して現社長は 数値目標を明示する 週単位で達成度をみえるようにする 会社資産の浪費を抑える 等の施策を社員が意識せざるを得ないように行っており、 これまでの規範のない経営とは一線を画しています 現在の経営数字の改善に熱心で、経費(社員)を削減する実行力はありますが、経営戦略は過去のものと大差なく、会社の悪しき文化にメスをいれることはありません。さらに成長戦略を示せていない点が少々残念です

【社長】マムーン・ラシッド アメリカのオンセミコンダクターから三洋半半導体の社長に就任されています。いかにも外資系で経営修士をマスターしていますという感じで、非常に合理的なものの見方をされます。実際にお話ししたことはありませんが、ステークスホルダー優先でビジネスはビジネスと割り切って合理的に会社を立て直そうという姿勢に、海外の経営者はこういう感じなんだと感じさせてくれます。

【社長】Mamoon Rashid ぶっちぎりのリーダーシップ。スピード感溢れる素早い経営。思い切った決断力。日本人にはないものを持った社長です。とりわけ、人員削減を思い切って進めています。毎年のように、思い切った人員削減を行っているため、非常に優秀な社員しか残っていません。三洋半導体がオンセミコンダクターに買収された当時、6千人いた社員は、現在では半分以下に減りました。これほどの決断ができるのは、Mamoon社長だからこそです。