出産祝い金、企業内保育施設、等他行に比べ充実している。近年は出産後も勤務する女性が増え、女性にとっては働きやすい環境にあると思われる。育児休暇、出産休暇の取得率も高く、女性店長も誕生している。一方で、男性職員は拘束時間が長く、家事育児への参加は困難である。休暇の取得率も昇進すればする程、低下する傾向にある。

顧客との近い距離感に魅力を感じる取引先が多く、一定の需要が存在する。融資増強の為、訪問先数の増加などを図っており、バイク営業のスタイルは継続していくものと思われる。一方で、他行の低利住宅ローンなどの攻勢にさらされており、新規融資が難しくなっている。その為、やむを得ず付き合い融資に依存せざるを得ないのが現状。

完全なるトップダウン経営の為、管理職(支店長・副支店長)は徹底的に会長や役員にゴマをする必要があります。何故なら、役員とて会長と違う意見を言うだけで解任される体制だからです。その為、役員にプレッシャーをかけ続けられる管理職は、決まってそのストレスを渉外係にぶつける、というサイクルが完成しています。又、ほとんどの管理職が「やる気の問題」「やる気があれば成績はあがる」としか指導できません。それは管理職たちを若い頃に指導した現在の役員自体が「渉外係のやる気で業績はあがる」という経営方針しか立てられず、融資残高が激減し収益環境が劇的に悪化している事でも明らかです。

人事部内の改革派がひたすら話を聞くだけの無駄な研修を改善しましたが、まだ奏功していると言える状態ではありません。教育と言うか、「やる気があればできる」としか管理職や役員が言わないので、スキルアップは休みの日に自分で勉強するしかありません。人事に関しては某役員が絶大な影響力を発揮しています。その某役員は、自分の子飼いである某支店長(当時、現在は部長)の子供をコネ入社させた上、その子供が横領を働いてももみ消して別のグループ企業に何事も無かったかの様に入社させるという背任行為を働いた人物であり、専務と常務が実権を握る人事部に期待する方がおかしいと思える程です。

休日出勤はあまり多くありませんが残業は果てしなく多いです。残業しなければならないのは、仕事が遅いから、能力が無いからだと言われ、残業代は皆無に等しいです。労働基準局の指摘を受けた際ですら、PCのログイン記録という動かしようの無い証拠があるにも関らず、自分が人事部に睨まれない様に管理職たちは必死に削っていました。出勤は7時30分までにするのが普通で朝も早いです。

給料は課長になるまで、かなり低いです。給与水準は最底辺でした。賞与は平均で2.4ヶ月くらい貰っていましたが、いかんせん月給が低いので。手取り12万でどうやって生活しろというのか。一方で会長の自己満足には惜しみなく金を使います。支店長の評価が全てですので、支店長との相性で出世できる人と出来ない人が分かれます。もちろん点数が高い事が前提ですが。

人事部長面接では質問は殆ど無く、いかに素晴らしい企業かを熱弁していた。出身高校を重視しています。偏差値の高い高校が好まれます。また茨城高校や水戸商業など多くの職員を輩出している高校出身だと入りやすいと人事部に聞いた事があります。入社試験は中学卒業程度の一般教養の試験で非常に簡単。面接は圧迫されるわけでも、質問攻めにされるわけでも無く、非常に穏やかな雰囲気ですので、落ち着いて受けられればOKです。つまり、書類選考の段階で、かなりの部分が決まっています。

融資残高が毎年数百億単位で減少し、利益である貸付金利息が激減していたが、経営陣はそれに対する対処ができず、ひたすら定期積金の推進を叫ぶだけだった。また、当時の副支店長によるパワハラがひどく神経をすり減らした様子を見た家族が「おかしい」と感じ、薄給でハードワークで人間関係も面倒な会社など辞めても良いよといってくれたので退職した。副支店長が幅を利かせる支店で心配してくれたのは一部の女子職員だけだったが、転勤前の支店で一緒に仕事したメンバー達が泣きながら引き止めてくれた事が嬉しかった。

バイクに乗って集金するルーティンワークで面白くは無かったが、一部に熱狂的なファンみたいなお客様がいて自分の成績の為に協力してくれていた事で、それなりの成績だった。ある高齢のお客様が臨終の際に私の名前を呼んでいたと遺族に聞かされた時は嬉しさと悲しさで号泣してしまった。会社としてはモチベーションを挙げる為、会長の訓示を朗読しています。

ノルマは無いし、定時で帰れるし、産休育休はとれるし、3人以上産めばお金もらえるし、で非常に働きやすいと思います。最近は女性店長や女性総合職も登場し活躍の場は広がっています。転勤があり社宅住まいになる男子職員とさえ結婚しなければ幸せです。男子職員と結婚すると社宅の人間関係、頻繁な転勤でイヤになってくると言っていました。