博士研究員を民間企業に就職させるプログラムに参加していました。大学では民間企業への長期インターンシップを基軸にし、履歴書指導や面接対策、就職に関連するセミナーの開設に取り組んでいます。狭い研究室で専門的な研究に打ち込んでいた博士にとって、自身の社会的な価値を考える機会となります。ただ、個人的には大学で指導している理論と実際に民間企業で働くことの現実にはギャップを感じました。仕事は理屈よりも熱意と作業への取り組みを周囲が評価するのだと感じました。各大学でこのプログラムが設けられ、独自の取り組みをしています。企業に対する強いコネクションがあるわけではなく、具体的な研究スキルが身につくわけでもないですが、給料とポジションを得て就職活動に取り組めたことに感謝しています。自身で道を切り開こうとする意志が大切です。

　研究員を民間企業とマッチングさせるプログラムに参加しました。とても丁寧な指導で自己分析、面接、業界の専門知識を教えて頂き感謝しております。　民間企業での研究も基礎研究ではなく、商品開発につながるエビデンスをどのように集めていくのか貴重な経験を積むことができました。何もかもが試行錯誤の中で応援して下さった職員の方々には大変お世話になりました。

理系のポストドクターとして在籍していました。自分の指導教授は面倒見が非常に良く恩師と言えるような方でした。また、同期の研究生や職員も親切で良識のある方が多かったと思います。民間企業への就職対策(履歴書指導、面接指導、進路相談)をしっかりサポートして頂いて、今でも感謝しています。民間企業の価値を調べるスキルは勉強になりました。

当時、理系の博士研究員として1年間の契約で働いていました。いわゆる、ポストドクターです。月収はそこそこでも、給料が上がったりボーナスが出るわけではありません。民間企業と共同研究をしたり、ボスの教授の指示に従ったりして働き忙しかったです。基本的に17時で業務は終了でした。職場の雰囲気はボスの機嫌が悪い時を除いて、良心的な方々が多く助けて頂きました。退職の理由は民間企業に就職が決まったためです。やはり、ポスドクは将来が不安定ですから。

ポストドクターとして1年間お世話になりました。企業へのインターンシップが主軸で履歴書作成、面接対策に加え各種の講義や企業講演会に参加しました。課題の提出やイベントの準備作業などが多々ありましたが、研究一筋の人間が一般企業に就職しようとした際に多くの選択肢があること、自分とのマッチングなどへの理解が深まり大変有意義でした。インターンシップ先で専門を活かし文献を集めアイディアをプレゼンすることには面白みを感じました。また研究以外の業務も貴重な経験であり、会社の雰囲気や発想を肌感覚で学べることは大変勉強になりました。様々なチャンスを頂いたことに感謝しています。