業務が多岐にわたるため、自分で考えながら仕事ができるか聞かれました。面接の雰囲気は良かったです。研究室の関係者が7名ほど面接官としており、各人からいろいろな質問をされるので大変ではありました。小さい子供がいるが大丈夫ですか?とも聞かれました。スキルはPCスキル、コミュニケーションスキルを重要視されている印象でした。

理学部でも生物を扱っているので、基本的に休みなしが当たり前。事務でも容赦なかったので、子供が熱を出した時は座薬を入れてとりあえず保育所に行かせて、保育所から電話があって、それで堂々とお迎えに行ける、休めるといった感じでした。年度末などは一度自宅に戻って子供たちにご飯をたべさせて、寝せて、それからまた仕事に行くといったような感じでした。

教授秘書だったので、教授の退官と共に退職しました。教授の退官後の顧問先に正社員として雇ってもらえたので、かなりラッキーだったと思います。給料も倍近くになりました。仕事は激務でしたが、大学はいい意味でも悪い意味でも公務員気質が残っていて、その空気に慣れることができれば働きやすいいいところだと思います。企業の常識に慣れた人からすると、少しびっくりする部分があるかも知れません。

正社員になると3年程度で異動があるので、異動先によってあたりはずれがかなりあります。国立大学のころの公務員気質が残っているので、年齢の高い人ほど融通が利かない人が多かったように思います。定年まぎわで主任止まりの人は、しずかに余生を過ごすことしか考えていません。そのしわ寄せが若手に来ますが、一番大変なのは病院と言われていました。

福利厚生では、秋にぶどう狩りに行ったりしました。食事つきバスツアーでもちろんすべて無料。子どもも連れて行きました。他にもボーリング大会とかあったり、福利厚生は充実していたと思います。人がたくさんいたので、その分人間関係も複雑でした。どの部署にも一人や二人は困った人がいましたが、あまり気にしないことだと思います。

今はどんどん給料がカットされていっていると聞いていますが、それでも東広島のパート求人なの中では良い方の水準だったと思います。上限があったのかは良く分かりませんが、毎年時給が50円くらいは上がっていたと思います。将来性については、一応広島ではトップ扱いの大学なので無くなることはないとは思いますが、少子化などを考えると、この先どうなるのか?という不安はあります。

契約社員だったので、正規雇用の方とは違うとは思いますが、正規雇用の方は育児短時間勤務などがあったと思います。事務系は女性も多かったのですが、部内で初めて育休を満期2年取った人には風当たりも強かったと聞いています。現在は違うかも知れませんが。人数が多いので、中には陰口を言う人もいたりもしましたが、概ね理解ある人が多かったように思います。