給与水準は同年代ではやや下かな、と思いますが、ボーナス支給が年2～3回あります(全体の業績により有無がある年度があるみたいですが。)共済担当者なら個人業績によりさらに手当がつきます。渉外手当が外務職員がありますが経済勤務の職員にはありません。残業代は以前より申請しやすくなっていますが、原則フレックスタイム勤務対応が多いためにつきにくいです。

総合事業のため業務の範囲が多岐にわたります。貯金・共済・経済部門と専門的に分かれてはいますが、いまだに組合員を相手にする場合には垣根を越えてアプローチしないといけないことがあります。各自のノルマの消化が一番大事ですが、多角的に組合員さんに推進して成約を頂いて喜んでいただくことも信頼に結び付くと思います。

仕事で困ったり迷ったりしたらどのように対応するか。(中途入社の場合)筆記試験の後、理事や人事職員数人と応募者との5人程度の面接。時間は15～20分程度。圧迫面接等は無かった。自己PR～職務経験～質問という定番の流れだったが、特に篩にかけるような面接の印象ではなかった。

顧客層がかなり高齢化しており、代替わりと共に明らかに農協離れ(農業離れ)が進んできているように感じます。店舗の来店客や訪問先の顧客も圧倒的に60代以上が多いのが現状です。次世代対策の貯金・共済商品も有りますが、今一つ伸びが悪く感じられます。将来的に農協改革～組合員のサービスの制限がかかると明るい要素はあまりないと思われます。

ワークライフバランスは総じてあまり良くないです。(組織の雰囲気から)有給休暇が取りにくい、夏季～年末年始の休暇が他社と比べて少ないというのもありますが、ここ数年は事業の進捗状況の悪さから、本来は休日であるはずの土日の出勤要請が多くなりました。(代休付加や手当で対応していますが、いまだにサービスの部署も。)

職員のレベルが、総じて高い人と低い人とでハッキリしている。業務が広範囲の為、あまりに適性に合わない場合は適切な部署への異動がなされる。管理職により人事考課が好き嫌いで判断されることもいまだにある。部署によるが、チームプレーで動くというよりもソロで推進活動して職員間で競らせている所が多く存在している。

総合事業を行なっているという理由で専門外の目標設定(支店勤務なのに経済商品推進やら経済職員なのに共済推進やら)が有るため、消化できない職員が自分で抱え込んでいるのが当前になっている組合内の風潮が理不尽に感じた。反面顧客の高齢化が目立つ上、農協改革によってとりまく環境が厳しくなることが予想されるにも関わらず業務内容や商品企画に見直しが行われないで、逆にノルマ設定を年々厳しくして対応させようとしている時点で将来性が無いと思われる。また、部署によっては職場の雰囲気が悪かったり、コンプライアンス違反やサービス残業等が未だに行われているため。

職業柄地域に密着して業務が行える点と、JAのネームバリューが通っているために組合員さんに対して推進がしやすいという点が入組理由です。いまだに組合員さんは各種事業や部会などで農協に対して非常に協力的であり業務が行いやすい環境にあります。また、転勤が奈良県内であることも県内在住なので決め手となりました。

内勤職員になると、外務職員よりもノルマ設定はまだ少なく働きやすい環境にあると思います(ただし、職場の雰囲気がよくない部署では環境が悪いかもしれませんが)。育休等も取得しやすいです。女性管理職登用も年々行われているためにキャリアの向上は行われやすい環境にあります。ただし、ノルマの負担や勤務時間の拘束も増加するために、家庭のある人は役職を持ちたがらない人が多いです。

就業時間は8:30～17:00迄となっていますが、推進の関係などで残業したり休日出勤している支店も有ります(残業代も昔と比べ出やすいですが、フレックスタイム等で対応していることが多いです)。夏季休暇や正月休暇は他社と比べたら短いかも。また、(ノルマクリアも兼ねて)農協観光を利用して社員旅行に行く支店もあります。

【社長】現理事長農業協同組合は社長ではなく理事長になります。(ここ近年は特に)年間計画に基づいて推進していても、トップダウンで地区～支店に数字を詰めるよう突っ込みが入ります。極端な例だと経済系イベントの推進が(年間目標に入っていないにもかかわらず)急に入ったり、ひのひかり商品の急な価格改定などがあります。現場では職業柄多角な商品を組合員に推進し続けなければならないので、急な変更は厳しいです。