システムがまだまだ世間に追いついていない部門が少なからずあるが、かなり改善されつつある。民間から転職してきた人にとっては一部の仕事内容に驚くと思う。極力郵送ではなく職員が届けるスタイルが地味にキツイことが多い。

研修等は組まれていますが、金融機関としては非常に低レベルです。銀行と比較してしますと、あり得ないと思われるかもしれません。異動で全く関連のない仕事へと飛ばされ、あげくそこから先はやれて当たり前だといきなりお客と対面して仕事させられます。研修はあるといいましたが、業務が開始して1カ月経ってからなんてザラです。仕事をミスなくこなしていきたければ、自分で時間をつくって学ぶしかありません。かなりしんどい想いをします。

法律が変わり金融庁の絡みもあって個人情報の管理など厳しくなっているため、信用事業は厳しくされてきつつあります。ですが、他部門(共済、営農など)が多すぎる上に客はすべての事業内容を理解しているものだと思っているため、信用担当の職員へ平然と肥料や農薬の方法を質問してきてわからなければ見下してくる始末です。事業が考えなしに増やし続けた結果、今後すべての事業が成長していけるとは思えません。なにかしらの事業を廃止し専門的に行えるように改善されなければ職員の負担が増すばかりだと思います。(仕事量もノルマの面でも)

大学で農業に関して研究していたため、それを活かせるかと思い営農を第一志望で申し込みましたが信用担当に配属されました。農業(農法)について本格的に留学して勉強していた人でさえ信用担当にされていたので結局相手にされていなかったのだと解釈しています。農協は何でも屋です。専門分野を極めたいと思ってもかなわない環境です。慣れてきたと思ったころに人事異動で畑違いの部署、地区に飛ばされてせっかく作り上げたお客さんとのつながりも無駄になります。今の時代では本当に異常な企業です。

産休や育休はとりやすい。ただ復帰すると必ず別店舗に異動するため、渉外担当者は馴染んだ顧客と離れるため、続けて実績をあげていくのは困難になっていく。ただ、たいていの場合、産休、育休明けに窓口担当への異動がほとんどのため、実績に関しては異動後の人事によって大きく変わると思われる。女性管理職はやはり少ない。ほとんどは結婚しているため、独り身の女性は肩身が狭いかもしれない。男女ともに離婚者が多いのだが、女性に対してのそういう視線は感じやすいと思う。