Q:退職する(退職を検討する)理由になった点は何ですか?社風は非常にチャレンジ精神が前面に出されている上昇志向の強い会社です。待遇は同業他社よりは安いですが、自分たちの企画が製品化され易い会社です。サイネックスを好きでしたが、他社からスカウトがあったので、苦渋の決断でした。今思い返しても地域の方々のお役に立つことのできる素晴らしい会社です。

プライベートとのバランスで難しかったのは、土曜日に予定を入れづらいことです。やはり営業なので目標達成の為休日出勤もあります。しかし営業所の全員が、全くネガティブな発言などをしないので嫌な休日出勤とはなりませんでした。顧客に対する使命感があり、それを裏切りたくない思いが行動になっているのだと思います。

給与、賞与については満足する点はありませんでした。私の営業成績が原因ですが、売上げがあげられない社員は厳しいと思います。売上げトップの社員でも満足いく給与ではなかったと聞いてます。昇進昇級は年功序列です。役職が付いている社員は40歳すぎのかたばかりだったと記憶してます。企業の評価制度への取り組みは皆無です。

面接時に今回社は営業職の強い会社だと感じました。営業職としては当然ですが、数字を持ってこれる人は年齢に関係なく給与、ボーナス共にすごいです。私はそこに魅力を感じ入社しました。しかし、この会社独自?の営業スタイルがあり、それに慣れるまでに時間がかかります。しかし、先輩のフォロー、教育体制もしっかりしているのでやる気があれば大丈夫です。

「君ならどんなスタイルの営業をする?」面接の雰囲気は非常に和やかで、何でも聞ける感じでした。面接官のかたも百戦錬磨の雰囲気が漂っており、質問しにい見た目でしたが何でも質問できました。どんな質問にも丁寧に答えて下さるので、入社後のギャップはあまりないと思います。

仕事は地域住民のお役に立てる内容だと思います。都心部では医療マップ、田舎の方では電話帳、回覧板、医療ムック本の作成などです。地図の周りに広告枠を設け、その広告枠に出稿して下さるスポンサーを探すのが営業の仕事です。その枠が埋まると、見栄えもよくなり社員としても達成感が得られます。それがモチベーションに繋がります。

サイネックスは営業会社ですので営業成績が非常に重要視されます。しかし営業成績が優秀な社員もチームとしての目標達成を考えるので、尊敬できます。福利厚生は基本的な項目しかありません。住宅補助、食事補助、出産育児支援、レクリエーション支援などはありません。会社から携帯は支給されませんが、月一定額の携帯電話代は支給されます。

サイネックスは非常に他社が参入しにくい顧客を持っていると思います。顧客もサイネックスの事を信頼しており、サイネックスも信頼にこたえ続けてました。ライバル企業も参入を狙ってきますが、シェアを大きく取られる事はありませんでした。取られた顧客も数年後にはサイネックスの媒体に戻ってきてました。この信頼感をもとに新規事業も頑張ってほしいです。

社員と管理職は非常に差があります。実力、顧客からの信頼感は数年では逆転できないと感じます。上司も現場に同行して下さり、教えてくれます。上司は何でも言える空気を作ってくれるので、何でも遠慮せず聞けます。それに対して論理的に回答して下さり、モチベーションが上がり成績もUPするといういい流れで仕事ができます。

私は男ですが、女性社員は出産・育児休暇は十分取れていると感じました。復帰も難しくないとは思います。休暇中はアルバイトの事務の方が代わりの動きをしてくれるので非常に助かります。この会社は女性を大切にしているからなのか、女性の離職率は低いと感じます。営業の女性も多く活躍されているので、今後は女性の営業が増えていくかもしれません。

【社長】村田吉優私は一度も社長とお会いしたことがありませんので、社内で聞いた噂を記入します。村田吉優社長はお父様から経営を引き継いだ2代目社長のようです。社長は官公庁には絶大なコネクションがあるようで、次々企画を持ってこられます。株式会社サイネックスは営業会社なので成績優秀者は社長との会食の場があるようです。非常に優れた社長だとよく耳にしました。