スーパーのような小売り業は生活になくてはならない存在なので、地域の人の生活を支えているという面ではやりがい感じやすいです。ネットスーパー事業もありますが、特定の曜日になると安売りがあったりするするので店舗事業の方が強いです。ネットチラシやメンバーズカード等、いろいろ努力をしていると思います。

売上がすべてであり人の成長や待遇改善などは二の次に感じました。小まめに補充をしながらの店舗業務だったのですが、商品や片付けの段ボールが結構重く、数もあるので何度も往復しながらの作業になります。ある程度体力があったほうが有利なのは確実です。人が少ない時は自分に回ってくる仕事量も多くなり、シフト時間を超えて作業（残業代はしっかり出ます）することも少なくありません。主戦力のパートさん達(40代～)も高齢化しており、入ってくる人もあまりいないので正社員＋フルタイムパートで回すのはもう限界だと思います。

アルバイトで働くなら良いと思います。パートは誰かが急に休んだりすると代わりに出勤しなくちゃいけなかったりするけど、アルバイト(とくに学生）は働く曜日と時間が決まっているから声掛けないです。パートさんは時給を上げるために検定試験を受けるようにチーフから言われるけどアルバイトはそういうの無い(アルバイトでも希望すれば受けられる？)から気が楽です。発注作業とか面倒な仕事も押し付けられたりしないです。基本人が休みの時期が繁忙期なので、世間の騒がしさとは真逆に仕事がしたい人に向いてると思います。

惣菜：アルバイトやパートは検定試験に合格すると時給UPします。スタッフの質を高める目的でパートは中級試験の合格を求められます。時給が上がると扶養の関係でたくさん働けなる人が出るので、イベントごとが多い月などは時間調整が大変でした。

地域に根付いたスーパーとしてあり続けられれば未来はあると思います。地域柄、新しいものにすぐ飛びつく傾向があるので、都心スーパーの参入やネットスーパーの普及などで客足が伸び悩むことも考えられます。

店舗配属は基本平日休みだと思って下さい。大体の場合、月1～2回は土日のどちらかは休めます。あとは人員だったりイベント月かどうかで休みやすさがかなり違います。盆暮れ・正月はかき入れ時なので朝出～夜帰宅は普通にあり得ます。ワークライフバランスはその日の人員次第です。仕事が遅れていて出勤表や製造計画の作成が間に合ってなければ残業ですし、事務仕事までちゃんと終わっているならスムーズに帰れます。体感ですが毎日1～2時間の残業はあったように感じます。

多くのパートさんやアルバイトのシフト調整を賄うので大変です。お子さんが小さければ急な欠勤もあるだろうし、イベント時期にシフトに入れないなんてこともあります。全体的に若いパートがいないためどんどん高齢化していっているのでこの先が不安です。マニュアルもいちいち細かいので全体に浸透させるのにも難があります。