新人研修が充実していた。１．５か月の病院研修と１．５か月の薬局研修の後、７月から店舗配属だった。店舗配属後はＯＪＴが付いて教育するシステムだった。総合病院の門前が多いため多くの診療科の処方を学べた。また、薬剤師会の認定薬剤師取得を推奨しており、取得すると１か月あたり５０００円の手当が貰えた。１年にすると６万円になるのでかなり大きい。

研修会と言う名目で地区毎に全員集められるのだが、その場で成績の上位店舗と下位店舗が発表される。下位の店舗の店長が全員の前で理由や改善点を言わされるのを見てここでキャリアアップしたくないと感じた。また、給与の頭打ちがとても早い事を知ったので早めに転職した方が良いと感じた。

異動が頻繁にある。調剤専門なので薬価差益と調剤報酬に頼らざるを得ない。大手チェーンを狙い撃ちした調剤報酬改訂の影響をもろにうけているはず。調剤専門は業として限界があると思う。

研修がしっかりしている点はよかったと思います。新卒は本社研修約一週間の後、病院１か月半、薬局（本配属以外の店舗）１か月半の研修がありました。当時、学生実習で病院を経験する機関は３週間ほどでしたので、学生の時に学べなかったことを学ぶ機会になったと思います。当然ですが、研修期間中もお給料は出ました。（薬剤師手当分はその間付かなかったと思いますが）

事業の特徴・・・まだ院外処方にしていない総合病院の目の前の一番良い土地を確保してそのうち処方箋が出てくるのを口を空けて待っているという典型的な調剤チェーンの事業形態。または、総合病院の薬剤部長が定年退職するタイミングで役員待遇で入社させて、その方の人脈で新たに処方箋を院外にする病院の情報を得たり、病院に院外処方にするよう働きかけたりしていた。

『産休、育休の取得のしやすさ』ホームページでは産休、育休を取れるというようなことが書いてあったが、実際には取っている女性はほとんど居なかったと記憶している。すなわち妊娠したら退職という方がほとんどであった。少数ではあるが休みをとっている方が居て、エリアマネージャーが3ヶ月育休を取っている方の話をしているのを聞いたことがあるが、「働いてないのにお金を貰うのは給料泥棒だ。早く辞めればいいのに」と暴言を吐いていた。

配属エリアについて、エリアが4ブロックに分かれていて、そのうちどこのブロックに配属しても良いかという質問。頻繁に移動があるので非常に重要な確認事項だと思います。面接の回数:1回面接官の人数:2人、年代:40代+60代、役職:不明面接の形態:個別面接面接時間:10分程度?面接以外:なしアドバイス:異動が頻繁にあるので広いエリアを選ぶと大変だと思う。複数のブロックを選ぶと手当が上がるが、一部の地域を拒否という条件を付けても手当てを削られることはないので強気で希望を言うべし。例えば、近畿ブロック+東海ブロック、ただし、飛騨高山を除くみたいな。不合格になった人は聞いたことがないので、繰り返しになるが、希望は強気で言うべし。万が一不合格になってもこの程度の企業は幾らでもあるので、下手に内定を取りに行こうと思わないことが大事。