店舗の責任者であった為、裁量権はある程度あった。自分自身で店舗予算を達成する為の施策の打ち出し、実行、改善とPDCAをうまく回し、結果的に達成出来た際には最高の達成感がある。ただ、トップの感性があまりにカリスマ性が強く、理解出来ない事もあった。ブライダルの会社である故に「飲食」を分かっていない感じもした。

給与に関しては全く期待してはいけません。サービス業の中でもかなり下で、週刊ダイヤモンドに上場企業の中の平均年収ランキングで見事に下の方で載っていました。また、評価制度も全くクリアではなく、全ては経営陣、GMに気に入られているかどうか。人事考課会議というもので賞与の額を決定する為の各スタッフのポイントを決めるのだが、出席したらびっくりします。

新卒だと新人研修があり、当時あった自社物件のホテルで1ヶ月間缶詰。ただ、非常にいい時間を同期と過ごせ、会社での生活を支える基盤がしっかりと出来上がる。教育研修の部長は大学の講師もしており、研修の内容や段取りも非常にうまい。研修中の苦痛でいくと、懇親会と称した飲み会。潰されるまで飲みます。テキーラをボトルでラッパ飲みしたりします。次の日の研修中に吐く人もちらほら。気をつけてください。

福利厚生で誇れるところは何もありません。表向きは立派です。3年以上勤めると取得の権利を得る1ヶ月間のリフレッシュ休暇、確か年に1度だったと思いますが、申請して上長を笑わす事が出来たら1日休めるアイデア休暇、年に1度取れる記念日休暇、規定の公休日は9日、休みに関してはこんなところでしょうが、全く取れません。私はひどい時で1ヶ月で450時間働きました。唯一100%もらえるのは住宅補助5000円。こんなところです。

最終の社長面接。質問は1つだけでした。これまで就職活動お疲れ様でした。本日が最後となるわけですが、今個々にいる理由を教えてください。社長は一言も反応しませんし、うなずきもしなかったと思います。書類の写真、大切にしてください。まずは顔で合否があります。対策としては、かなりラテンな会社なので、人として気に入ってもらえるかを大切にするといいと思います。面白い、キラキラしている、一緒に働きたい…こう思ってもらえたら勝ちだと思います。

平、マネージャー、GM・DM、部長と役職があります。GM・DMまでで尊敬出来る人は数人でした。毎月月初に先月の振り返りと今月の施策を管理職が発表する「月ミ」と称したミーティングがあるのですが、本当に皆頭悪い。下にいるスタッフが可哀想です。ただ、スタッフ想いなところは強い会社なので怒り方にも愛はあります。

レストラン事業部にいたら無いと思った方がいい。プロデュースやドレスも週末は22時頃まで働いていた。休みは9日間定められているが、全て取得出来る人はまずいない。まぁ、結局お客様次第の職業ですからそれは仕方ないのですが…でも取得出来ない理由に慢性的な人員不足も挙げられます。私の1ヶ月の最大勤務時間は450時間でした。。。

会社説明会や面接で人の良さに惹かれて入社を決めました。それにギャップはありませんでした。しいていうなら管理職の能力の無さ。ラテンな会社なので、アイデアベースでも「いいじゃん」ってなったら「やりましょーよ!」って感じ。本当にこのままです。笑社長の言う事はかなり力があり、他の役員も手のひらひっくり返しますので、その点は注意が必要。

仕事量と年収のギャップが一番の理由です。女性なら楽しめると思いますが、男性でこの会社に骨をうずめるのは取締くらいまでいかないと厳しいものがあると思います。GM・DMでも500万くらい。クレーム内容によってはお客様のご自宅で土下座するくらいなのに…。結局創業メンバーと新卒1期生がおいしい想いをしている会社なのが気にくわなくて辞めました。

入社からしばらくはウェディング業界でも差別化出来ているなと感じていたが、最近はブレ始めている。トップが色んな事に感化され過ぎかな。それと、その下にいる役員がノーと言えない事。入社当初、利益率30%あったのが、今では10%切ってるくらいじゃないかな。人や会社の考え方が好きだったのに、今では共感出来ません。