創業者による独断体制で社員が疲弊している。市場性や人員状況を顧みずに工場新設を行う・生産ライン増強を行うなどするために、結果投資が回収できない。新設したそれら工場の稼働率だけに着目し薄利で営業政策を指示するため、更に利益率が下がる。悪循環。不足した管理職を見た目だけ補う為、相当数の部署で兼任。責任をもって管理に当たらない為、トラブル発生時は責任のなすりつけ合い。そこで転職社員で管理職を補うが、実際に該当部署業務に対し実は業務経験が不足している人材を充ててしまうので改善どころか改悪。また見掛け倒しの管理職を転職にて必要以上に高待遇で迎え入れてしまう為、ただでさえモチベーションの下がった既存社員は更にモチベーションが下がる。末期症状。見当違いの作戦行動を発動しそれを正当化させる為に無駄な投資を行い業務拡大させるので兵站線が伸び切り補強が全くできない。第二次世界大戦の旧日本軍を見ているようだ。

無駄に業務拡大してしまっている為、維持だけでも相当マンパワーが必要になってしまった。非常に効率が悪い状況。この先はこれまでのように拡大はできないだろう。大半の商材が中国生産頼みであるため、中国での原価高騰と円安の煽りを受け、もろに利益率を落とした。リスクヘッジできていない。日本国内工場製品は市場奪取のため薄利で運営しており、また結果原材料も中国頼みの部分が相当数である為にこれまた同様中国での原価高騰と円安の煽りを受けている。