働きやすいのではないかと思います。産休や育休を取得している方も多いです。産後も臨機応変に対応しているようですが、部署によっては残業時間に差が出ることはあるようです。部署や上司にもよりますが、比較的ワークライフバランスは確保できます。

大手川崎重工業の子会社ということで安定性がある。川重自体が国からの仕事を受けて仕事をしているため、潰れることはまずない。航空大手ボーイングからの仕事や自衛隊関連といった仕事が得られるため、長期的に安定している。当時は航空宇宙カンパニーの業績が良かったため、ボーナスは比較的良かった。なお研修等により、技術や資格を得ることができたので、その点も良かったと思っている。

所属部署によって違いがあるかとは思いますが、同業他社に比べても残業が比較的少なく、その点に関しては、プライベートの時間の確保もしっかりと取れるのではないかと思います。業務の熟練度に応じて、各種社内研修や外部講習の機会も与えられ、人材育成の取り組みについてもある程度は実感できたように思います。ただ、良くも悪くも、縦割りの組織体制が固いということもあってか、一度配属された部署からの異動は難しく、幅広いキャリア形成が実現できるかどうかについては疑問を感じました。

親会社である大手航空機製造メーカーに対しての、請負業務の占めるウェイトがほぼ全てであり、親会社の事業もまた、国内防衛省向けの航空機や、米国の大手民間機メーカーからの受注で成り立っているため、安定した事業基盤のもとで、継続して受注が得られる環境があり、その点に関しては、大きな強みであるように思います。

土日祝日が完全に休日となっていたため、同業他社に比べても、プライベートのための時間の確保も十分に取れるのではないかと思います。ワークライフバランスに関しては、部署が違えば多少の差はあるのではないかと思いますが、基本的に残業時間は少ない環境です。有休の取得に関しても、比較的取りやすいのではないかと思いました。

面接では志望動機や自己PRの他に、なぜ今の会社を辞めてまで入社したいのかということや、実務に直結する経験についてなど、どちらかというと一般的な質問が多い印象でした。面接官の方も穏やかな口調で、終始和やかに進んでいきました。

航空機製造を行う親会社のもと、非常にスケールの大きなものづくりに携わることのできる点でやりがいがあると思います。また、米国顧客の最終製品に関わる図面や仕様書、マニュアルなどがほぼ英語のため、部署によっては英語力を高める点でも成長できる環境があるように思います。研修や講習に関してもある程度は受ける機会があります。

ルーティン業務が多く、ローテーションは少ないため、ある程度業務を覚えてしまうと成長が感じにくくなり、働きがいにつながらなくなってしまうと感じました。長い人の場合、同じ部署で十数年以上もローテーションがない場合もあります。さまざまな部署で経験を積むことが成長と感じる人にとっては、成長を感じにくいかと思われます。その一方で、社内研修や講習会などは開催されているため、啓発の場は用意されています。

良くも悪くも日本の大企業らしく、組織としては機能は揃っている。ただし組織体制は旧態依然としている。何年かごとに体制の見直しが行われているが、実質的には10年以上も前の組織がそのまま残っている。

年功序列に基づく評価を行う企業。入社年数に応じて資格や技能講習の機会が与えられ、所定の機能要件を満足した場合に昇格試験の機会が与えられる。昇格試験の機会は入社年数によって調整が行われ、年功序列をふまえた形になっていると感じた。契約社員は時給制となっているので、賞与は極端に少なく、契約社員と正規従業員の給料格差は大きい。