【良い点】 訴訟に関しては、弁護士も弁理士も区別されず、能力があれば、色々な仕事を振ってもらえます。知財に関する仕事が幅広く存在し、いわゆる特許事務所にはない種類の仕事が豊富です。 出願に関しては、自由にやっている人が多いです。弁理士でも95%訴訟という人もいますし、出願に注力する人もいて自由です。弁理士の場合、出願から訴訟まで全て担当できるので、やりがいがあります。 新しい種類の仕事に出会うことがあり、知財実務が切り開かれていく最先端を感じることができます。 【気になること・改善したほうがいい点】 待っているだけのタイプの弁理士、安定を望む弁理士は居心地が悪いのではと思います。ルーチンワークが少ないので、その意味では、常に新しいことに取り組んでいる感じです。訴訟の争点も実務を開拓するような論点が多いです。そのため、少数精鋭から脱せないと感じます。 各分野のプロやスターが求められ、新人には向かない点は改善の余地があると考えています。ある程度、実力があるひとが能力を極限まで高めるには良い職場です。

【良い点】 大野総合法律事務所は、「新しいことに挑戦したい」という気持ちで、技術系の経験がある弁護士を中心に集めて、最先端の技術に特化し、例えば情報通信、半導体、バイオなど、ニッチな分野取り扱っています。 また、国際的な並行訴訟において、いかに海外の事務所とタイアップするかにも力を入れられているので、やりがいは大いにあります。

【良い点】 有力大手クライアントの仕事がたくさんあります。評価基準は完全売り上げ連動です。上に気に入られて仕事がこなせればかなりの収入が得られます。 【気になること・改善したほうがいい点】 基本が法律事務所のワンマン経営なので、特許事務所としては、経営の将来性に疑問符が付きます。個人事業主の集まりで、個人の業績にのみ評価が連動するので、シナジーかほとんど期待できません。

【良い点】 事務所では、通常の事件はほとんどやっていないのですが、新しい分野で、技術の発展をサポートする仕事をしています。このような分野では、学者や裁判所は後追いになりがちですが、現場に突然飛び込んでくる、誰も考えたことのない問題の解決に取り組めることが魅力の仕事です。弁護士に最も求められると思う力は、クライアントからの信頼を得て、これに応える力だと思います。