目標を達成すれば、評価してもらえる。管理職手前まではやる気を出して仕事していけば問題なく昇進できる。残業代は全支給のため、忙しさと給与が比例する。が、基本給が低いので忙しい人ほど仕事に対して給与が少ないと感じていると話す人はいる。

ANAより案件が割り当てられるため、仕事を取りに行く必要がない。2018年頃までは非常に多く案件があり、それまでは会社としては安定しているといえる。2018年以降は案件が少なくなることを見据え、これまであまり介入してこなかった企画等の上流工程を行うことができる人材を育てるように色々企画をしている。その時期に間に合い、かつ外部コンサル等に匹敵するような人材を育てることができれば、上流工程を中心として安定した案件稼働を維持できると思われる。

はじめは開発作業を行うことになるが、開発作業を行っている部署以外では、ほとんど外注に作業を流してしまっているため、システムエンジニアとしては成長環境はあまりない。決定権を持つのがANAであるため、動きが遅くなる。ただし、今後はこの会社が決定権を持つように位置づけを変える動きがあるため、変わっていくものと思われる。

親会社の担当者と要件を調整し、その後は管理のみでITスキルはつかない。会社統合後は特に、会社としても上流工程の強化を掲げており、社内教育も進めている。が、経験者が少なくノウハウがない、そもそも決定権が親会社にしかないため、半端な権限で仕事することしかできず、存在価値に疑問が残る。社員はクセが少ないので居心地が良い。