人間関係は良い会社なのですが、その分仕事のやり方がぬるいところがあります。その結果、仕事のクオリティがイマイチ。保守的な会社かもしれませんがもっと冒険した方がいい気もします。とはいえ、いい意味で堅実なので倒産する心配はないのかもしれません。いろいろやりたい人にとっては窮屈な会社かもしれません。おわり。

かつては女性がたくさん働く職場でしたが、現在は男性の密度が高まっています。とはいえ、社長も含め基本的にみんな女性に優しいので働きやすい職場といえます。ただし、出産すると退職っぽいことを進められるみたいです。したがって出産を控えている方は、育児休暇をとることなくみんな退職します。出産がなければ、長いこと働いている人も見えます。

大学卒業時の給与は、その他の会社と変わらないスタートだとは思いますが、長いスパンで見ると昇給率はかなり低いと思われます。したがって、残業代は出るのですが、残業代をたくさん稼いだ新人の給料と残業を余りしない10年目ぐらいの社員の給料をくらべると新人の方が多いということが起きてしまいます。それぐらい昇給率は低いです。

研修制度はあるといえばありますが、各部署をまわって、ついてまわるか雑務をするぐらいのものです。制度としてしっかりしているとは思えません。基本的には配属後にOJTで仕事を覚えていくことになります。OJTも仕組み化されているわけではないので、教える人の能力によって、その人の能力形成が大きく変わりますね。

親の仕事は何かということ面接は役員と社長でおこなわれます。とくに堅い雰囲気というわけでもありませんが、緊張はしますよね、やっぱり。社風としては堅実というところがあるので、真面目な人が好まれると思います。したがって、真面目かどうかを問われると思います。もちろん、直接的な質問ではなく、間接的な質問を通して真面目かどうかを問われます。

有給休暇はふつうにあります。別にとってはダメという雰囲気でもありません。ただし、忙しい時期や休む人が重なるときは、有給休暇の申請を却下される、見直しを迫られることはあります。でもまあ、それってふつうのコトですよね。レクリエーション支援としては、印刷組合でいろいろな行事があるのですが、そういった行事の参加は推奨されています。

堅実な社風ということもあり、目新しい物に積極的に取組む方ではありません。したがって、印刷会社として特段特徴があるわけではありません。とはいえ、その堅実ぶりのおかげで、潰れずに経営できているというところもあると思います。ただし、これからの時代、そのままでいけるかどうかは疑問です。このまま縮小して経営していくのか・・・。

忙しい時は私生活は犠牲になります。それはどこの会社も同じとは思います。ただ、忙しい部署とそうでない部署の差が結構あります。配属される部署によってワーク・ライフ・バランスの行方は大きく変わるでしょう。会社としては残業性ということもありますし、社員の健康のこともありますし、残業を推奨しているわけではありません。

ギャップ・・・とくに感じたことはありません。新卒で無垢ということもあり、会社とはこういうものかと感じていました。社風としては、大変和気あいあいとした会社なので、人間関係でそんなに苦労することはないでしょう。もちろん、人格に問題がある人なら別ですが、そういう人はどこ行ってもうまくいきませんよね。そんなに矯正というのはないので自己鍛錬を持つことが大切です。

退職理由は、そうですね、やはり業界としての先行きが不透明というか右肩下がりというところがあります。印刷業界自体が成熟し、衰退産業になっているため、ここの会社に限らず、どこの印刷会社でも同じことが言えると思います。そういうことから、早めに違う業界に行って、能力を形成していったほうが良いと考え、てんしょくしました。

堅実な社風ということからか、人格的におかしい上司というものはおりません。人間関係がとても良い会社ではあります。ただし、そういった面がマイナスに作用することがあり、強制したり、道を示したりするという上司があまりおりません。したがって、なあなあのなかで仕事をすることになるため、会社としての力は今後不安ですね。